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日産394馬力SUVの対抗馬か? 新型「アイオニック5」はどんな電動SUV? RR設定で北米で発表へ

掲載 更新 25
日産394馬力SUVの対抗馬か? 新型「アイオニック5」はどんな電動SUV? RR設定で北米で発表へ

■ヒュンダイ初の量産車「ポニー」からインスパイアされた外観

 ヒュンダイは2021年5月24日に北米においてSUVタイプの新型EVアイオニック5(IONIQ 5)」を発表します。ヒュンダイ初のEV専用車が北米市場で公開されることになりますが、一方日産も2021年末までにSUVタイプの新型EV「アリア」を北米も含むグローバル市場で発売予定です(日本では2021年中頃に発売)。

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 新型アイオニック5と新型アリアはそれぞれどのような特徴や違いがあるのか、比べていきます。

 ヒュンダイ初となるEV専用車の新型アイオニック5は、2021年2月22日に世界初公開され、韓国では4月19日に発売されています。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅1890mm×全高1605mm。E-GMPというヒュンダイのEV専用プラットフォームを採用し、3000mmというロングホイールベースを実現しました。

 新型アイオニック5の外観は、ジウジアーロ(イタルデザイン)がデザインに携わったヒュンダイ初の量産車「ポニー」からインスパイアを受けたもので、存在感のあるCピラーも特徴的です。

 一方新型アリアは、2020年7月15日に世界初公開されました。EV専用プラットフォームが採用され、ボディサイズは全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm。ホイールベースは2775mmです。

 外観は、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をキーワードとした力強さとモダンさを両立するデザインで、フロントグリル部(シールド)は、日本の伝統的な組子パターンが立体的に表現されています。

 内装を見ると、新型アイオニック5と新型アリアのインテリアは、ともに視認性に優れた大型ディスプレイを中心としたデザインが特徴ですが、新型アイオニックは140mmのスライド量を実現した可動式センターコンソール「ユニバーサルアイランド」を採用。

 カップホルダーや15W無線高速充電装置、USBポートなどが搭載されており、可動式なことから使いやすい位置に移動させることができるほか、乗降時に邪魔にならない位置へ避けることが可能です。

 一方新型アリアの内装は、新型「ノート」にも採用されるタイプの小型電制シフトレバーを採用(新型アイオニック5はハンドル付け根付近にシフトダイヤルを装備)。先進性と高級感を両立したインテリアとなっています。

■一充電の航続可能距離が長いEVはどっち?

 新型アイオニック5に搭載される駆動用バッテリー(北米仕様)は、バッテリー容量に関して58kWhモデルと72.6kWhモデルのふたつが存在。

 駆動方式は2WD(RR)と4WDがそれぞれ設定され、もっともパワフルなバッテリー容量72.6kWh・4WDのモデルでは最高出力306馬力・最大トルク605Nmを発揮します。

 一充電の最大航続可能距離は最大470kmから480kmです(バッテリー容量72.6kWh・2WDモデル)。

 350kWの急速充電に対応し、この場合10%から80%の充電に必要な時間は18分だといいます。また急速充電において車両側で400Vから800Vに昇圧する「マルチ充電システム」という世界初の特許技術も搭載されました。

 一方、新型アリアの駆動用バッテリーは65kWhモデルと90kWhモデルのふたつが設定され、駆動方式は2WDと4WDの設定がそれぞれあります。

 もっともパワフルなバッテリー容量90kWh・4WDのモデルでは、最高出力394馬力・最大トルク600Nmというスペックです。そして一充電の最大航続可能距離は、最大610kmとなります(バッテリー容量90kWh・2WDモデル)。

 130kWの急速充電に対応したほか、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式温度調整システムを搭載。30分の急速充電で最大375km分の充電が可能です。

 最後に、荷室容量を比較すると、新型アイオニック5は5名乗車時の荷室容量は531リッター確保されているほか、ボンネット下にも24リッターのフロントトランクを設けているのが特徴となります。新型アリアの荷室容量は5名乗車時で466リッター(2WDモデル)です。

※ ※ ※

 新型アイオニック5は北米や欧州などでも販売されることから、こうした海外市場では新型アリアの対抗馬になることが考えられます。

 また、ヒュンダイは2021年5月現在、日本で乗用車を販売していないものの、日本の公式ウェブサイトやSNSアカウントを運用しており、燃料電池車「ネッソ」とともに新型アイオニック5の情報発信をおこなっている状況です。

 国内外の自動車メーカーが続々と日本市場にEVを投入するなか、今後もし日本でヒュンダイのEVが導入されたら、新たな選択肢として注目されるかもしれません。

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みんなのコメント

25件
  • サイドぶつけた?
  • 海外での話しなのか?
    国内では現代は販売されないのでライバルではない。
    もし仮にヤナセから販売されてもアリアと検討する方は、稀でしょう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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