ベース車・新型V70の有効モディファイ
ワゴンの標準車、V70のフルチェンにあわせ、この3200cc4WDユニットを
活用した新型XC70。
ボルボ
2008.1.21
- 総評
- ベース車・新型V70の有効モディファイ
ワゴンの標準車、V70のフルチェンにあわせ、この3200cc4WDユニットを
活用した新型XC70。
ボルボXC70は流石に、残念ながら未だ試乗したことはありませんが、
ボルボは当方の実家の過去の愛車にて、240-740-760と乗り継いだ経緯があることから、
現行型ではないにせよ、メーカースタンスもよく知っているつもりです。
V70ワゴンの、グレード各種はあまりそう感じないのですが、XC70に限って考えれば
日本車のスバルながら、レガシィアウトバックはボルボXC70のライバルと考えられます。
歴代レガシィのワゴンを見れば、外観デザインこそ、ボルボに似ていないものの
<ステージアの方が外観は、ボルボに似ている>本当にコンセプトやスタンス、
いわゆる車の様々なベクトルがボルボと似ているのが、レガシィアウトバック。
当方、実はボルボとスバルに乗っていたからこそ判る、個々の長所には、ワゴンの
帝王・ボルボでさえ敵わない魅力が実は国産のレガシィにはあったりします。
<ex 元々4WD車での設計ベース・低重心の水平対向エンジン・その他 諸々>
気になるレガシィアウトバックとの比較含め、ボルボXC70の魅力にふれてゆきます。
- 満足している点
- まず、ボルボXC70同志の、旧型-新型比較では 最大トルクは、さておき最高出力は、
旧型・2521ccターボの209ps(154kw)/5000rpm⇒新型3192ccNAの238ps(175kw)/6200rpm
に変わっています。
車が170kg重くなった分、パワーウェイトレシオは変わらず8kg/psで、最小回転半径も
5.7mと変わりません。
ホイールベースが2765mm⇒2815mmに変わったのに、最小回転半径5.7m変更無は立派です。
車体も一回り大きくなり、居住性、内装デザイン、質感も上がっています。
ATも、5AT⇒6ATに進化。235/55R17の扁平タイヤも装備されています。
例の、ボルボ特有のスカンジナビアン・デザイン内装にもより一層磨きが掛かっています。
ゆったり包み込まれるようなシート形状等は、世界各国の同ランク車種に存在しません。
旧型から、買い換えてもきっと満足のいくモデルになっています。
- 不満な点
- 冒頭述べたように、今や世界中にライバルがいる中、ファイナルモデルながらも
脅威といえるのが、レガシィアウトバック3.0 R 4WD。
決して割高には感じないですが、このボルボXC703.2 SE AWD 4WDは、625.0万円
トランスミッションは6ATを奢り、直列6気筒DOHC・3192cc・最高出力238ps(175kw)/6200rpm、
最大トルク32.6kg・m(320N・m)/3200rpm、パワーウェイトレシオは8kg/ps。
に対して
レガシィアウトバック3.0 R 4WDは、323.4万円の価格で、水平対向6気筒DOHC・
2999cc・最高出力は250ps(184kw)/6600rpm、最大トルクは31.0kg・m(304N・m)/4200rpm、
パワーウェイトレシオは6kg/psとなっています。
単純に、パワーウェイトレシオで比較すれば、レガシィアウトバックは、2.5 i 4WD
(268.8万円のモデル)とボルボXC703.2 SE AWD 4WD(625.0万円)がほぼ、同じ
パワーウェイトレシオは8kg/psになります。
<厳密には、2.5 i 4WDの・4AT対、XC703.2 ・6ATなど、そのほか細かいスペック差は
あります。また、トルクも結構差がありますので、必ずしも同一視はできませんが・・・>
また、ボルボXC703.2 SE AWD 4WD(625.0万円)も輸入車では、決して高額な体系では
ないですが、レガシィ3.0 R 4WDのコストパフォーマンスの素晴らしさには驚きます。
ボルボより 車重も軽く、小回りも聞く 微妙に 排気量税率も1ランク違います。
なのに、いまや 安全性や実用性には余り遜色が無いのです。
海外の諸国<特に寒冷地、豪雪地区>でも スバル車は評価が高いことは敢えて
書いておきます。
いまや、国産車もレクサスだけが輸入車のライバルではなく、ブランドは決して派手では
ないスバル車も、結構 輸入車のライバルに成りつつあるものも存在するのです。
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