ボルボ V40クロスカントリー 「ボルボV40クロスカントリーに乗ってみた。」のユーザーレビュー

こゆ&すいぱぱ こゆ&すいぱぱさん

ボルボ V40クロスカントリー

グレード:クロスカントリー T5 AWD モメンタム_RHD_AWD(AT_2.0) 2016年式

乗車形式:その他

評価

3

走行性能
3
乗り心地
3
燃費
2
デザイン
4
積載性
3
価格
-

ボルボV40クロスカントリーに乗ってみた。

2022.2.6

総評
愛車V60CCを磨きに出した時の代車。
既に2019年に生産中止となっており、後継としてはXC40になっているはず。

なので、古いと言えば古いのだが、立派なシートやガッチリしたボディは今でも決して色あせていないと思う。この辺りはまるで小さなV60のようだ。

ただ、乗り味まで上級モデルと同じ方向性を目指さなくてもよいと思う。
これに乗った後で自分のV60に乗ると、何て静かで高級なんだろうと思う。それがボルボとしての狙いで、V40をエントリーモデルとして位置付けているのかもしれないが、折角コンパクトで素性の良いボディなのだから、もう少し軽快でスポーティに振ったキャラクターでも良かった気がする。

新しいシャーシを持った今のXC40はどうなのだろうか。機会があれば乗ってみたい。
満足している点
1. サポート性、座り心地ともに抜群のシート。
2. 強固なボディ。
3. 兎にも角にも、落ち着いた乗り味。
不満な点
1. 微妙に決まらないドライビングポジション。
2. 見づらいナビ。
3. 街中で乗る限り、245psのガソリンターボとは思えない、茫洋としたエンジン。
4. ザラメ路面を走ると、ボディが共振する。
5. 重すぎるステアリング。それゆえ、やや鈍重に感じるところ。
デザイン

4


デビューが2012年なので、昨今のボルボの流れとは異なるが、全体的に量感のあるデザイン。
今回借りた車は黒であったが、水色とかグレーなどの中間色がよく似合う。


インテリアも少し前のボルボデザイン。
中央にずらっと配置されている小さなボタン類、小さなナビ画面、どちらも老眼が進むオッサンには厳しい。
この時代のボルボの象徴的デザインである、「フリーフローティングセンターストック」と呼ばれるセンターコンソールの裏側を空洞にして収納スペースとする手法が採られているが、そこにしまった物が見えなくて絶対置き忘れそうなので、あまりそこに物を置きたくはない。


ボルボは歴代シートが素晴らしいが、これも例外ではない。
きちんとした姿勢を保持する、という点においてはこれ以上のシートは少なくとも自分が過去に所有・試乗した車の中には、ない。


一方、ステアリングとペダルがシート中心から若干左にオフセットされている。
それ自体は許容範囲内なのだが、ペダルが若干上を向いており、またフットレストが小さいので、ドライビングポジションが最後まで決まらなかった。これは減点要素。
走行性能

3


今回借りた車はT5と言うグレードなので、245ps/350Nmと自分のV60CC並みのアウトプットを発揮、8段ATと組み合わされる。
これでAWDなのだから、ゴルフR並みのパフォーマーかと思いきや、街中で乗る限りはすごく普通。遅くはないけど、特別速くもない。言われなければ245psもあるなんて、にわかに信じられないくらいだ。
ただ、安全を社是とするボルボなので、そこは意図的にそう味付けているのかもしれない。
確かRデザインもラインアップされていたはずだが、それはまた違う味付けなのかもしれない。ポールスター入れていたらどうなっていただろうか。


あと、アイドリング時の音質、音量がまるでディーゼルであった。後ろのT5エンブレム、6,500rpmからレッドゾーンに入るタコメータで初めてガソリンエンジンであることに気づいた。
乗り心地

3


ボンネットを開けて驚いたのは、なんとこの車、ボンネットのキャッチャーがダブルなのだ。しかも、エンジンルームにもかなりしっかりした補強ブレースが入っている。
後で調べると、衝突時にうっかりボンネットが開かないようにキャッチャーを2個設けているとのことだが、ボンネット側にも構造材(2個のキャッチを連結するため)が入るので、フロントの剛性が上がる効果がある。Cセグで採用しているのはBMWくらいだったはず。あのゴルフですら、キャッチャーは1個。
だから、ボディは相当しっかりしていて、路面が滑らかであれば実に快適なのだが、舗装の悪いところを走ると、音叉を鳴らした時のように微振動がボディ全体に共鳴する感じがある。ボディが硬すぎるように思える。
あと、ステアリングはかなり重く、ボディの印象も相まってこのクラスとしてはかなり重厚な乗り味と言えるのだが、もうちょっとCセグらしくキビキビと走る感じがあってよかったと思う。
何しろこの車は、玄人筋で評価の高かった、フォード・フォーカスの兄弟車なのだから。



なお、ボルボのクロスカントリーらしく、225/45R18と言う扁平大径タイヤを履いていた。銘柄はピレリのチンチュラート。
積載性

3


ゴルフあたりに比べると、スペースとしてはやや小さいように見える。
ただ、2重底になっていて、使い勝手は良さそう。
燃費

2

街中でしか走っていないのであまり断定的なことは書けないが、車載燃費計の数字は8km/Lそこそこであった。
今だったらもうちょっと燃費良くできそうだが。
価格

-

現在既に廃盤となっているため、割愛。
故障経験
代車につき、割愛。

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