フォルクスワーゲン トゥアレグ 「いい車!」のユーザーレビュー

〇×~ 〇×~さん

フォルクスワーゲン トゥアレグ

グレード:V6 アップグレードパッケージ_RHD_4WD(AT_3.6) 2015年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
3
デザイン
4
積載性
3
価格
-

いい車!

2019.2.9

総評
当時乗っていた車(AUDI allroad quattro)が
経年劣化により修理費が莫大になってきたことから、それに代わる価値があるものと考え初代後期型(7L)を購入。
その後2代目後期型(7P)に乗り換え現在に至ります。

どちらも飛び抜けたところはないですが、
総評としては非常にいい車だと思います。
一部ではアメ車的・・・などと言われる人もおられる様ですが、ドイツ車に乗り続けて20~30年近くなる私からすれば、
質感も乗車感覚も、まぎれもなくドイツ車品質だと思います。
あえてめったに見かけることも無い、VWの高級車ですから多少マニア的かもしれませんが、
乗っていて楽しく満足感を与えてくれる車です。

ただ一点、VWにはいくつかの販売チャネルがあり(私の地域ではファーレン系とDUO系)それぞれ整備費用やサービス内容等若干異なっている様です。
トゥアレグの車検で初めて双方に同一内容で見積りをお願いしたところ、数万円の差がありました。
おそらく他車(ゴルフその他)等もそうだと思われるので、出来れば価格面は統一してもらいたいです。
満足している点
前車で初代後期型(7L)3.6L/V型6気筒FSIにも乗っていました。
現在の車も初車検を終えたこともあり、あくまでも『個人的な感想』ではありますが、今まで感じたことを比較しながら書いていきます。

<初代後期型(7L)>
◆エクステリア
・VWにしてはワッペングリルによるかなり押し出しの強いフェイスデザイン、好みがあると思いますが、全体的なデザイン的バランスは優れていたと思います。

◆内装
・内装はデザイン的には非常に保守的であることから好き嫌いはあると思いますが、昔から一貫されているフォルクスワーゲン車の操作性の良さ、
分かり易さを高次元にて形にしていると思います。
質感的には前車(AUDI allroad quattro)と比べても
全く引けを取らず、ウッドパネルや皮シートの質感(当然のことながら全て本物)、
着座感覚等含め、非常に高品質で快適。

◆操作性
・ハッチバックの自動クローズ、リヤウィンドウ開閉が非常に便利で有難かったです。


<2代目後期型(7P)>
基本的には初代型の良いところをほぼ継承しています。

◆エクステリア
・初代後期型の独特な個性が失われ、一見普通のVW顔になってしまいましたが、アクが無くあっさりしている様で、よく見るとウエスト回りとウインドウラインのシェイブからボリュームあるフェンダーに続くライン等、意外なほどグラマラスなスタイルとなっており、ボディーパネルの継ぎ目の狭さ、多様されているメッキパーツと併せ、高級感と洗練さが大きく増しています。
多少お目立ち感が欲しい場合、コンピュータを弄ってデイライト仕様に改変するだけで、
印象は大きく変わりますのでお勧めです。

◆内装
・デザインは初代のイメージを継承していますので、一見極端な変化は感じられませんが、実際には全て刷新されており、光沢系パーツも増え、メーター内液晶等も美しくなっています。
(AUDI風?の赤のイルミネーションは無くなりました)
現代の最新装備、機能はほぼ一通りついており、その点については全く不満はありません。

◆操作性
後席の折り畳み?がスイッチ式になり、楽で助かります。
パワーシートにて着座位置が初代型よりもさらに細かく調整出来るため、身体とのマッチングが非常に良く快適です。
不満な点
<初代後期型(7L)>
・急減速によるシフトダウン時のギアの繋ぎが悪く、大きなショックが発生するのが気になりました。
・電池がフルでもワイヤレスキーの感度はあまり良くないと思います。
・内装部品の塗装が若干弱いかもしれません。(中古で購入の方はお気をつけ下さい。)
・車のせい・・・というわけではないのですが、
数多くあるディーラーの中に、この車のことをよく知らないサービス(整備チーム)があるようで、車での旅行中、ホイール空気圧センサー不調で走行不能に陥った際、旅行先付近のディーラーでは無知のため臨時対応が出来ず、
こちらが日頃お世話になっているディーラーから旅行先付近ディーラーへのアドバイスにより事なきを得た、という経験があります。


<2代目後期型(7P)>
・ハッチバックの自動ロック、ハッチバックウィンドウ開閉がどちらも無くなっており、重宝していた分非常に残念です。
特にハッチバックを閉じる際、以前の感覚で閉じるとほぼ半ドア状態のため、意識的に強めに閉じなければいけないことになかなか慣れなかったです。
・初代型ではあれほど周りの状況がつかみ易かったのに、
なぜだかわからないが、2代目後期型に乗り換えてしばらくの間は、
感覚的に死角の状況が全くつかめず、この状態に慣れるのに若干苦労しました。
・サイドミラーが小型化され、視覚的な後方確認がしずらくなりました。
・初代後期型(7L)には装備していたリアシートヒーターがありませんでした。
デザイン

4

走行性能

4

前車で初代後期型(7L)3.6L/V型6気筒FSIにも乗っていました。
現在の車も初車検を終えたこともあり、あくまでも『個人的な感想』ではありますが、今まで感じたことを比較しながら書いていきます。


<初代後期型(7L)>
・ドアを閉めた途端に感じる、不思議な程圧倒的な守られ感。
・車重もあるため、出足には重さを感じることもあるが、ドイツ車らしく抜群の走行安定性とともに、一度走り出すと非常にパワフルで、踏めば踏むほどどこまでもスピードが出る気がする。
・ブレーキも強力
・車高が高く、ウィンドウガラスも広いため視界が非常に良く、サイドミラーも大きいことから巨体にもかかわらず回りの状況と共に車幅感覚も驚くほど掴み易い。
併せて驚くほど小回りが利くこともあり女性でも安心して乗れるクルマだと思います。

<2代目後期型(7P)>
初代後期型(7L)の良いところを引き継ぎ、さらに快適な乗車感覚が味わえます。
・今時の車らしくACC(アダプティブクルーズコントロール)によって格段に長距離運転が楽になりました。
乗り心地

5

<初代後期型(7L)>
・バネサスにもかかわらず前車(エアサス)と比べても悪くなったという感覚は無く、ドイツ車らしく、乗り心地が非常に良いにもかかわらず、路面の状態を素早く感じ取る事が出来る素晴らしいセッティングになっています。

<2代目後期型(7P)>
・初代型と比べ、気持ちばかり?スポーツ走行を意識したのかどうかは分かりませんが、大きな段差の突き上げが若干大きく、全体的に若干固く感じられますが、乗り心地や快適性は失われることはありません。
積載性

3

<初代後期型(7L)>
乗せる荷物により感じ方も変わるかと思いますが、大きさの割には『並み』レベルと思います。
前席はダッシュボード上の小物収納は便利で有難いですが、グローブボックスは小さいです。

<2代目後期型(7P)>
実際にはどうか分かりませんが、初代型より心持狭くなったような気が…(ウィンドウラインの絞り込みの影響?)
前席はサイドのドアポケットが大きくなりました。
ダッシュボード上の小物収納はモデルチェンジ後も健在です。
燃費

3

<初代後期型(7L)>
5~6km(一般道平均)


<2代目後期型(7P)>
6~7km(一般道平均)
運転方法によっても大きく変わるが、確実に初代型より進化(低燃費化)しているように感じます。
価格

-

故障経験
<初代後期型(7L)>
・※定番:プロペラシャフト
・空気圧センサー不調
・サイドブレーキワイヤー伸び
・コンピューターのせい?なのかどうかはわかりませんが、全くエンジンがかからないという症状を何度か経験しました。
(時間を置いたらかかりました。)


<2代目後期型(7P)>
・故障ではないですが、冬場になるとごくたまにACC関連のエラーが発生します。
(走行に影響はありません。)
※追記
走行2万キロ経過
・ドアロック連動のフューエルリッドモーターの故障にてモーター交換。

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