フォルクスワーゲン トゥアレグ 「一番質実剛健なSUV デビュー時V8モデルに試乗しましたが、あまりにも軽く吹け上がるV8と、並のスポーツカーより 俊敏な動力性能に驚かされ、この手の車」のユーザーレビュー

一番質実剛健なSUV デビュー時V8モデルに試乗しましたが、あまりにも軽く吹け上がるV8と、並のスポーツカーより 俊敏な動力性能に驚かされ、この手の車

2007.9.28

総評

一番質実剛健なSUV
デビュー時V8モデルに試乗しましたが、あまりにも軽く吹け上がるV8と、並のスポーツカーより
俊敏な動力性能に驚かされ、この手の車は古いクロカン4駆のイメージしかなかった私は、こりゃ本当にSUVなのか？と思ってしまったほどでした。
そしてMC後、今度はV6モデルに乗る機会があり、前回よりもじっくりと乗ってみました。
結論から言うと、サイズを除けば万能の車ではないかと思います。
VW初のSUVですが、さすがはポルシェ・カイエンとの兄弟車。出来が違うという感じ。
私はオンロードしか乗っていませんが、ハイウェイクルーザーとしては充分過ぎるくらいの性能が
ありますし、一般道も非常に乗りやすい。
ディーラーで撮ったオフロード走行のビデオも見ましたが、ガレ場は全く平気だし、エアサス車なら、窓を開けて手を下に伸ばすと水面に届くぐらいの水深がある川でも渡ってしまいました。
ブランドを気にしない人なら、この性能は魅力に映るはずです。

満足している点

・近づいてみるとさすがに大きいが、デザインだけ見ると無駄に威圧感を出したりせず好感が持てる。運転しても大きさをことさら意識する必要もなく、視点が上に行くこともあってストレスを感じない。
・V6、3.6Lはシャープな吹け上がりとV6らしいサウンドでスポーツカー的な演出も感じるが、しっかりトルクもあって非常に乗りやすい。この車体を快適に加速させるパワーは充分ある。6段ATも優秀。パドルシフトは演出のうち、かな？
・昔のクロカン4駆のようなゴツゴツした乗り心地とは無縁。ランドクルーザー100なども乗り心地はいいですが、しっかりした乗り味となるとこちらに軍配。以前乗ったV8エアサス仕様は車高調整モードによってすごく硬くなったり、やわらかくしたりできましたが、今回乗ったコイルサスでも充分いい走りです。
・インテリアは無駄な演出もなく、機能性と高級感のバランスを取っていて好感が持てる。手袋をしていても操作が出来るよう、各スイッチが大きめになっているのはさすがの良識ぶりを感じる。

不満な点

・リアシートがリクライニング、スライドともに出来ず、結構狭さを感じる。
・ステアリング周りのレバー配置が下過ぎて、ウインカーやワイパー操作の度にステアリングをいちいち持ち直さなければならないのが困る。
・ガソリン高騰のこのご時世、決して燃費の良くないこの車の100L入り燃料タンクをハイオクで満たすとなると、頑張って買ったという人では維持が厳しいかも。ヨーロッパにある5L、V10のTDIディーゼルは入らないのだろうか？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験