トヨタ スープラ のみんなの質問

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SUPERGTについて最近色々調べているのですがわからないことが多々あるので分かることがあれば教えてください。

① GT500クラスのエンジンは2リッター直4シングルターボのNREが採用されていますがこのエンジンは、2リッター云々の規定が共通でエンジンの開発製造は、3メーカーがそれぞれ行っているのでしょうか?性能や中身はメーカーごと違うものなのですか?

② 公式ガイドブックに記載されているエンジンメンテナンスは、L勢がトヨタカスタマイジング&ディベロップメント、H勢がM-TEC、N勢は東名エンジンとなっていますが、同じメーカーの中でもチームによってエンジン性能差はありますか?

③ GT500の空力や車両性能(タイヤ以外)は同じメーカーで差がありますか?リアウィングの角度等の空力性能はメーカーごとあるいはチームごと違うのでしょうか?

④ ガイドブックに車両メンテナンスという項目があるのですが同じメーカーでもチーム毎別のところが行っているようですが、このメンテはどのようなことを行っているのですか?

⑤ GT500には、ワークス、セミワークスのチームがあると思うのですが、現在参加しているワークスチームはどこですか?またGT300にワークス、セミワークスチームはありますか?

⑥GT500の車両を真後ろから見たとき右下左下にあるリアフェンダーから伸びて来ているベース車には見られない後ろに出っ張った形状の部分がありますが、あの形状は車両規定似合わせるためのパーツでしょうか?それとも空力のためでしょうか?(解りづらくてすみません)

⑦ GT500は、DTMと共通のモノコックを使用していますが上にかぶせているボディはベース車両をそのまま載せているのですか?GTRを見ると押しつぶしたように見えるのでモノコックに合わせてベース車をイメージした形状のボディを制作しているのかと思いましたがどうなんでしょう?

⑧ GT500のNSXは現在MRですが、これはSUPERGTにおいて他のFR車に比べてどのようなメリット・デメリットがありますか?

⑨ DTMとの共通規定にはFRとありH勢はMRでやるため現在運営と色々話しているそうですが、MRが認められなかった場合NSXはFR化するのでしょうか?またFR化できるのでしょうか?そもそもHは撤退してしまうのでしょうか?予想を聞かせてください。

⑩ GT500全車、GT3やJAFGTにも採用され始めたスワンネックリアウィングにはどんなメリットがありますか?下面を流れる空気の速度がより早くなる、ストレートではステーがしなってドラックが軽減されると聞いてことがあるのですが合っていますか?

⑪ GT500はシーズン中空力パーツ変更不可ですが、リアウィングの角度調整も不可ですか?

⑫ GT300参加のGT3車両は空力パーツの変更不可等の制限が多数ありますが、チームが変更できる部分はありますか?リアウィングの角度の変更も不可?GT3は購入した状態でレースですか?

⑬ GT3車両は出力等すごい性能を持ってけどBoPによってかなり制限されていると思うのですが、制限は燃料流量リストリクターで制限しているのですか?またGT3の出力やトルクはほぼ同等になるよう制限されますか?

⑭ 唯一のハイブリッドとしてプリウスが参戦していますがSUPERGTにおいてはどのようなメリット・デメリットがありますか?LMP1hは通常後輪駆動で加速時モーターによって前輪も駆動して一時的に4DWになったと思いますが、FRで前輪駆動をしないプリウスはどのような場面でハイブリッドが生かされていますか?

⑮ 現在参戦しているGT3車両で空力が特に優れている車両はどれですか?

⑯ 少し趣旨が違うのですが2020年からLC500から新型スープラにスイッチしますが、これについてどんな印象を持ちましたか?私はベース車がBMWと共通開発のスープラより一社開発のLC500で走ってほしいと感じました。LC500が共同開発だったらすみません。

⑰ SUPERGTのマニアックな知識があったら教えてください。

一つの質問枠で多数質問して申し訳ありません。全てでなくても分かる事があったら是非回答お願いします。長文かつ見にくくてすみません。よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

1.
NSX、GTーR、LCに搭載されているエンジンは、各メーカーが、独自に開発・製造している(NSXはHRD、GTーRはNISMO、LCはTRDが担当)。

2.
表向きは、同じメーカー内の全チームに同一スペックのエンジンが供給されていることになっている。
ただ工業製品なんで、実性能にごく僅かながら"バラツキ(誤差)"が出るとか。

3.
同一陣営内であれば、全チーム同じ空力パッケージを使用している。
ウイング角度や車高などの"マシンセッティング"は、ドライバーの好みもあるから各チームで自由に変えている。

4.
マシンの点検や整備、レースやテストでのマシンセッティングやタイヤ交換、給油、果てはサーキットでの搬入搬出・ピット設営などの"レースオペレーション"全般。

5.
「メーカー直系チーム」と言う純粋な意味での"ワークス"となると、GT500では、日産の子会社であるNISMOのみ。
メーカー直系ではないが、マシン開発でメーカーと協力体制を敷くTOM'Sやセルモ、チーム国光を、それぞれの陣営における"エース"と呼ぶこともある。
300でワークスと呼べるのは、スバルがR&D Sportsと共同で参戦してる61号車のBRZぐらい。
?31号車のプリウスPHVは、トヨタからハイブリッドシステムなどの技術協力を受けてるから"セミワークス"ぐらいか?

6.
確か車両規則でリアフェンダー後端やリアバンバー後端の高さが定められているから、その関係かと。

7.
キャビン(Aピラー~ルーフ~Cピラー)の形状は、市販車の寸法を維持しなければならないけれど、ボンネットやトランクなどを含むボディパネルは、全てカーボンで成形。

8.
一般的に言われていることだけど
メリット
・マス(重量物)の集中化による運動性能の向上(ホンダの首脳陣は否定してるけど)。
・リア荷重の増大により、リアタイヤが発熱しやすい(特に低温時やウェット路面で)。
・市販車のNSXとの共通性
デメリット
・共通モノコックを加工することで生じるモノコック剛性の低下。
・ドライバーの乗車位置がFR車より前方にオフセットされ、乗降性が悪くなる。
・吸気やエンジンなど冷却用に車体後部へ開口を設ける必要があるため、空気抵抗が増す。
・"MRハンデ"が課される。

9.
個人的には、FR化も止む無しかと。
DTMでは、アウディがFFベースの4WD車(RS5)をFR化してるし、GT500だってGT-Rが4WDって言うこだわりを捨ててFRで参戦してるから。

10.
ウイングは、上面と下面に沿って流れる空気の速さの差で圧力差が生まれて、ダウンフォースが発生させる。
ウイング下面からステーを生やすと、下面に沿った気流に乱れ(渦)が生じて、ウイングの効果が落ちる。
スワンネック化することで下面に沿ってキレイに空気を流し、ウイングの効率を高める狙いがある。
デメリットとしては、コストや強度、重量の面で下面からステーを生やす方がラクらしい。
しなりの効果(?)については、正直まゆつば。

11.
ウイング角度、車高、サスペンションのジオメトリー、エンジンマッピングなど、いわゆるマシンセッティングの変更は、可能。

12.
マシンセッティングの変更は、GT500同様に可能。
サスペンションのダンパーやスプリングは、GT3マシンメーカー指定品のにのみ変更可能。
チームが自由に変えられるのは、ブレーキパッドぐらいかな。

13.
燃料リストリクターは、GT500のみ。
JAF-GT300、マザーシャーシ(JAF-GT300MC)、FIA-GT3のBoPは、(前戦までの成績によるウエイトハンデを除いた)最低重量、吸気リストリクター、回転域ごとの加給圧(ターボ車のみ)のを複合的に組み合わせて行っている。
https://supergt.net/news/single/18679
つまりBOPは、エンジンパワーと車体重量を総合して、コーナーを含めた1周をパフォーマンス(ラップタイム)が近くなるようにしているため、全車が同じ出力とはならない。


14.
前のプリウスGTは、低速トルクの小さい高回転型のレースエンジン(2013年までGT500/SFで使われてたV8/3.4Lエンジン)だったから、低速トルクを電気モーターで補ったり、予選や決勝でのバトル中に電気モーターからエクストラパワーを得たり。
まあ代表の金曽さんが、周りと同じことをするのが嫌いな、イイ意味での"変態"だから(;^_^A

15.
メルセデスAMG GT3のコーナーリング性能が高いらしい。

16.
スープラのガワは、トヨタがデザインしたものだし、GT500マシンの場合、中身が市販車と全くの別物だから、あんまり気にしないかな。

あ~長かった。

質問者からのお礼コメント

2019.4.29 12:50

お二方ともすべての項目に回答して頂きありがとうございました。おかげで今分からない事を理解することが出来ました。お二方とも詳しくわかりやすく回答して下さったので、申し訳ありませんが、ベストアンサーは回答の早かった方にさせて頂きます。私の分かりにくい長文の質問に付き合って下さって本当にありがとうございました。

その他の回答 (1件)


  • 各メーカー独自に設計製作開発している。規定で細かく決められてるところはあるけど独自に開発できる余地はあるのでそこで各メーカー間の差が生まれることもある。


    工業製品なので微妙な誤差は生まれるかもしれない。


    各メーカー空力開発のエンジニアがいるのでいろいろ制限のかかった中でも開発するのでメーカーごとに差が生まれる。ただシーズンが始まれば空力パーツの開発ができないためサーキット毎に微調整するためにウイングの角度をいじったりすることもある。


    ファクトリー内での車の整備、調整から現地でのセッティングやら壊れた時の修理やらとにかく車両をいい状態に維持するようにいじり続けてる。さらにレース参戦(テスト含む)にかかわるすべての業務をそのチームで受け持つ。


    500ではニスモ一択。インパルとか近藤とかB-MAXもメーカーの支援は受けてるけど「日産はニスモが勝てればそれでよし」。ただ近藤は500もGT3×2(300とVLN)もやってるので日産から結構な支援が出てるかも。
    他メーカーではレクサスはTRDが現場に出てこないのと各チームにまんべんなく支援をしてるのでどこのチームもセミワークス的な扱い。ただ坂東だけはメーカー支援は受けてるけど親父の代から変わらずにプライベーターとしてやってるそうな。
    ホンダは実質はM-TECだけど日産みたいにニスモ至上主義というわけでもないので各チーム平均した扱いを受けている。

    300はスバルが一応ワークスとして出てるけどオペレーションはR&Dwwそれ以外ではゲイナーがニスモとの関係を深めてていてセミワークス格まで昇格し噂では500の話も。トヨタ系ではaprはプリウスを作るにあたってメーカーから多大な支援は受けてたり、LMコルサも過去に飯田章投入してRC-F GT3の国内開発を担当してたりでワークスとはいかなくてもメーカーの関与が強い。ホンダは道上以外もARTAやアップガレージがNSXGT3を投入してるがそこまで関与はしていない印象。
    ただ最近では海外メーカーが積極的でヒトツヤマがアウディ、D'stationがAMR、JLOCがランボルギーニとそれぞれ関与しており日本ワークス化が進んでいる。
    今年からチーム郷もマクラーレンカスタマーレーシングジャパンとして参戦しておりいまはいちお客様だけど将来的にはもっと関与が深くなるかもしれない。


    あーー後ろのフリックね。あれは空力のレギュレーションでデザインラインというのが設けられててFバンパー→Fホイールアーチ上部→サイドステップ→Rホイールアーチ上部→Rバンパーを一本の線で結んでその線の下しか空力的な開発ができないという決まりがあってその中で後ろの空力特性向上を考えたらあんな箱ができてしまったといった感じ。細部はJAFのホームページからGT500の車両規定読んだほうが早い。


    外観は指定された寸法を守り、ベース車の形状を維持してなければならないけど材質は自由。なので外装はカーボン+ポリカーボネートの窓で車高の高いGT-Rは若干ぺったらこくなってるはず。


    メリット
    ・ミッドシップの構造上FRの車より運動性能が良くなる。
    ・駆動輪が重いのでタイヤの発熱で有利な場合がある。とくに開幕戦の岡山ではそのメリットが最大限発揮された。
    ・市販車と一緒なので販売促進的なものもあるのかな・・・・
    デメリット
    ・モノコックがFR用に作ってるのでそれをMRに合わせるのにいろんな面で多大な苦労がある。現在はハイブリッド積んでないからレイアウト的には楽なんだろうけど・・・・
    ・エンジンが後ろにあってデザインラインの制限もあるのでエンジンの排熱には苦労してるよう。
    ・そんな人様と違うことしてれば規定上「特別性能調整」というややこしい物までついてきます。


    坂東は性能調整を視野に入れてるみたいだけど、HSVでやってるんだからFRでやれよといいたい。


    ざっくりいうとそんな感じ。ステーが下にない分ウイング下面の空気の流れが良くなってウイングの効果がよりよく出るといったところ。

    >ストレートではステーがしなってドラックが軽減されると聞いてことがあるのですが合っていますか?

    それ、DRSと勘違いしてない?


    そのくらいはかまわない


    いじれるのはウイングの角度等ちょっとしたセッティングのみ。足もダンパーの硬さバネ(車によっては指定部品が数種類ある)アライメント等。あとはブレーキパッド、オイル等の消耗品(指定されることもあるが)、シートもよかったような気が・・・・・


    GT3のBOPはGTAが決めるのではなくSROという海外のGT3レースを仕切ってる団体が決めた値をSGTのBOPに反映してる。調整する項目はエンジン出力(エアリストリクター、ターボ車はブースト制限もあるがGT500みたいに燃料リストリクターはない)、最低重量、車高(最低地上高)にわたり、シーズン始め前に全車両集めてテストを行ってテーブルを決める。おのおのの車たちがだいたい一周回っておんなじ速さになるように調整していくので数値は各車両によって違う。なので直線の速い車、コーナーが速い車いろいろある。


    使うとしたら立ち上がりや長いストレートで直線の速いGT3に対抗するために使うのだろう。ただLMPみたいに出力制限がないからどこでも使えるというメリットがある。


    マクラーレン


    特になし。



    おおむね二時間。

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