トヨタ三代目ソアラ等のアクティブサスペンションは優れたシステムだったのですか？よろしくお願いいたします。

Question

補足

F1のアクティブサスペンションは最適な車高を保ち安定したダウンフォースを得る為ですが市販車はどんな目的のシステムなのですか？。

Answer 1

>優れたシステムだったのですか？

・・・普通のサス（パッシブサスといいます）から見たら段違いに優れたサスでした。

アクティブサスは単なる車高調整装置ではなく、荷重移動量の制御が入っているのでタイヤの摩擦力が増え（何故増えるのか？は説明が長くなるのでハショります。これは車両運動力学で説明出来ることです）、しかも荷重を一定に制御しているのでドリフトコントロールは『夢の様に』容易になります。

ただトヨタのアクティブは、日産（インフィニティQ45）のアクティブサスほどの完成度ではありませんでした。
トヨタのアクティブはアイシン製で、インフィニティのKYB製よりも『動き』の滑らかさにやや劣り、ガクガクとした機械的な反応を示すことがありました。

アクティブサスは、インフィニティや、ソアラより先に発売されたセリカで￥150万ぐらい？、ソアラでは￥200万アップという、クルマ本体の価格から見たら『高過ぎる』ものでしたが、アクティブサスが標準装備となったら、車高調など無意味となったでしょう。（車高は、ハイトセンサのイニシャル位置をずらせば自由に設定出来ます。米国の超大手パーツメーカーTRWは、当時ロータスが保有していた特許権を買い取り、『1台分￥14.7万で作る』と宣言していたのですが・・・あれはどうなったんでしょうね？）

質問者からのお礼コメント

詳しい回答ありがとうございました92年パトレーゼが我々の車はギャップを気にしなくて良いのでストレートでは楽出来ると言って居ましたね93年マクラーレンから技術提供されたフットワークアロウズは何故アクティブにするとこんなにも速くなるのか理解出来な買ったらしいです亜久里が乗って居ましたね。

Answer 2

まぁ悪くはなかったけど、壊れると悲劇。
メチャクチャ高価やからね。

ぶっちゃけ、こういう装備って弄るのを前提に乗ってる人には大抵邪魔なんよねぇ。マトモにセットアップに活かせる方法が無くて使えなくなる。