軽自動車のチューニング(旧規格が多い？)で耳にするラッシュキラー仕様というのはどんな仕様なのでしょうか。無知で恐縮ですが、お願いします。

Answer 1

軽自動車に限らず、エンジン内部のカムシャフトと吸排気バルブの隙間調整に油圧ラッシュアジャスタが採用されているエンジンにおいて、ラッシュアジャスタを外して旧来のバルブリフター＆シムによる機械的な隙間調整に変更することをいいます。

本来、油圧ラッシュアジャスタは、エンジンオイル油圧によって常に隙間ゼロとすることで、静粛性やメンテナンス(弁隙間調整)を省力化しているのですが、これが重いので、高回転まで回そうとすると重さがネックになってきます。
そこで軽いリフターに交換して高回転まで回るエンジンに改造するのです。

質問者からのお礼コメント

詳しく説明していただきありがとうございました！よくわかりました^ ^

Answer 2

HLA(ハイドロリックラッシュアジャスター)通称オイルタペットと呼ばれるものから通常のシム調整のバルブリフターやロッカーアームに改造してあるのでしょう。HLAは油圧を用いた自動調整のため基本的にはメンテナンスフリーなのですが重いためレッドゾーンを超えて回したりカムシャフトをリフト量の大きなものに交換した場合、バルブサージングの原因になるためだと思います。