シエンタとルーミーでの最小回転半径について。 シエンタが最小回転半径が5.2mで、ルーミーが4.6mとなっています。 Uターン時には1m20cmも差が出てしまうという事ですか？？

Question

これはかなり大きな差で無視はできないです。

Answer 1

ん？
1回転ならそうですが、Uターンなら半分の60㎝じゃ…

Answer 2

そうですね。計算上ではそうなります。

ちなみに，実際は，最小回転半径はタイヤが通る場所で計測するので，オーバーハング（タイヤよりも前の部分）が長い車は，さらに広い場所を必要とします。タイヤが通れても，ボディが通れないということは起こりえる話です。

もっと言えば，16インチ（オプション）のシエンタは，5.8ｍになるので，Uターンするのには11.6ｍに広がります。シエンタは，室内スペースをとるためにホイールベースが長く，またタイヤの切れ角もとれないため，どうしても小回りは効きづらいデザインになります。

ただ，ルーミーの4.6mというのが，小回りが効き過ぎなのが実情です。ルーミーは車幅が1670ｍｍしかなく，また３列シートでないため，ホイールベースも短くとれます。軽自動車と比べると，タイヤの切れ角も取れる（軽自動車は，車幅もホイールベースも短いが，サイズの関係でタイヤサイズと切れ角が決まってしまう）ため，コンパクトカーとしては，最も小回りが効く部類の車種になります。（FFでないルノートゥインゴやスマートフォーフォーはさらに切れ角がとれて小回りが効きます。）

車は，車幅と全長（ホイールベース）が短い方が小回りが効きます。ただし，そうなると社内の広さも必然的に狭くなります。要はその兼ね合いが大事です。さらに言えばタイヤが小さいほど小回りが効くので，見栄えを気にしてインチアップするとか，幅の広いタイヤを履くと，さらに小回りが効かなくなりますので注意が必要です。