トヨタ RAV4 のみんなの質問

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陸上自衛隊車両の「機動」の乱用について。
陸上自衛隊には現用車両に
1)「高機動車」国民愛称:疾風
2)「軽装甲機動車」国民愛称:ラブ
3)「16式機動戦闘車」国民愛称:キドセン

4)「汎用軽機動車」国民愛称:(募集中)
と、名称に機動が入っている車両が4車種あります。
1の疾風は米軍のハンビーのパクリ、HMMWV: High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle=高機動多用途装輪車両の略語が訛ったもの、先代のGP: General Purposeの流れを汲むものです。疾風は「機動」一族の初代となりましたが、接頭詞として程度を示す「高」をわざわざ付けて機動性の高さをアピールしています。
足回りは1トン半と共用、後部乗員の乗り心地向上して好評。

2代目は、部隊配備当初は02式が付いていましたが、製造会社のコマツの自衛隊車両事業からの撤退と関係があるのかどうか分かりませんが、すぐにパジェロや3トン半と同じ扱いの、年号を取っ払われた後継機なんでもカモンの雑用車へと格下げされました。ラブの最終決裁を行った当時の中谷正寛陸幕長はめでたくコマツへ再就職されて蜜月を予感させたんですけれどもね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/中谷正寛
愛称のラブ、はトヨタのRAV4と重なり、レジャーっぽい感じを与えてしまったのは、ソフトな一面を醸し出させて良かったのかどうか?

さて先行した2台は、ふんふん名称からして機動性は良さそうだな、しかし肝心の用途が規定されていない、ということで、戦闘する戦闘車、機動はこれを形容する文句へと役割が変わりました。錯雑泥濘地での走破性や瓦礫が転がり砲弾漏斗孔がそこら中にぼこぼこ空いている戦場で戦うことが主任務の戦闘車両に、あえて機動性ありまっせ~、とアピる必要は如何?それまでの陸自戦闘車両の機動性が悪かったってことを暗に示唆するものか?
4に至っては、防衛省/陸自命名権限者のネタ切れ感がありありと伝わります。名前はまだない。すでにアメリカでは販売実績があったレクリエーションビークルで、Mule:ラバの販売名を持っていたらしい。ミュール、は日本人に聞きなれずなじみそうにないので、ここはドンキー、安売りドンキホーテやレストランびっくりドンキーですでに浸透しているので、隊員にも浸透しそう。
汎用はMulti Purpose、そりゃ疾風だってラブだって汎用連絡車という用途は同じなのに、なぜあえて「汎用」であることを強調しなければならなかったのか?しかも「軽」機動車とは?いやー僕はもともとがレジャー用目的のクルマなんで、あくまでファッションファッション、お付き合いできるのは河原でBBQくらいかな~、ということを言いたい?ごつごつの悪路はダメってこと?まあ車幅も低いし横転の危険は高そうですね…

仮面ライダーはV3で、ウルトラマンシリーズはセブンで、戦隊ものはジャッカー電撃隊、宇宙戦艦ヤマトはついに潰えたようだが、機動戦士ガンダムはしつこく40年も生き延びる…。現在の日本の限界感、終末感がこの「機動」という固定観念から脱却できない陸自車両の命名を通して感じてしまう。この原則に従うとしたら、10式戦車などは、10式軽装甲ダンシング転輪間引き装軌車ですな。うわーっはっはっは!

なぜ陸自車両には「機動」という言葉を乱用しますか?今後も「機動」の名称を手を変え品を変え付け続けますか?
イギリス陸軍はサラセンとかシミターとか、WW2の軍用機からして国民に親しまれやすい、覚えやすい命名をしていますね。

補足

×車幅も低いし 〇車幅も狭いし お詫びして訂正いたします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

車両名に冠する「機動」の意味をはき違えていますね。

1)「高機動車」国民愛称:疾風
身もふたもない言い方をすれば米軍採用のハンビーのパクリですから「高機動車/High Mobility Vehicle」になります。
Multipurpose(多用途)がないのは多用途車ではなく「高機動性能人員輸送車」だからです。そのため派生車の装備化にはすったもんだがありました。 Wheeled(装輪)がないのは、わざわざつける必要がなかったからですね。米戦車も正式名称は「FULL TRACKD TANK」ですから。
そもそも「機動車」という車両名称は普通科の戦術機動能力向上のためであり、移動能力向上の各種トラックなどとは異なる別装備です。その弊害で平成12年度から採用された各種トラックなどへのエアコン標準装備はなされないままでした。
ちなみにエアコン標準装備は73式小型トラックが平成8年度車、中型トラックが平成11年度車、大型トラックが平成12年度車から標準装備となっています。

平成28年度変更の「高機動車」仕様書
https://www.mod.go.jp/gsdf/chotatsu/document/pdf/02/25.pdf
では「冷房装置が取り付けられる構造」つまり、海外派遣などで必要により取り付けるものだったものが
令和2年変更の「高機動車」仕様書
https://www.mod.go.jp/gsdf/chotatsu/document/pdf/02/GW-D011001V.pdf
では「冷房器(クーラ)冷房器は2個搭載する。」と、やっと標準装備になりました。

2)「軽装甲機動車」国民愛称:ラブ
ラブは国民愛称ではなくLAVをラブと普通科さん達が読んだものが広がったようです。
ちなみに、米海兵隊が運用する8輪装甲車のLAVは「エルエーヴィー」と海兵さんは発音していました。
軽装甲機動車は「小型装甲車」の名称で開発されています。軽装甲機動車に名称変更になったのは、高機動車と同様に「普通科の機動力向上のための車両=機動車」にしたかったからだと思います。ちなみに当初から各種トラックと同様に民生品を多用しているところから制式化は行われていませんので「02式」などという制式は付いていません。

3)「16式機動戦闘車」国民愛称:キドセン
90式戦車配備時に、次期主力戦車として105mm砲搭載の装輪戦車の案もありました。装軌式も低砲塔や頭上砲タイプなどを模索していたようで、実際にT-14アルマータの様な外形の木製モックアップも見たことあります。
さて、16式機動戦闘車は戦車定数の激減により機甲隊員の温存を考え開発されたようなもので、当初は「より安く」だったものがいつの間にやら性能確保の観点から高価になってしまいました。
16式機動戦闘車は「機動」「戦闘車」であって、「機動」はこの車両の特徴である「戦略機動能力」と高機動車、軽装甲機動車の「機動」に通ずる「装輪車」つまり「装輪戦闘車」と読み替えれるのです。よって、戦術機動性は装軌車よりも低いので、戦車のように『錯雑泥濘地での走破性や瓦礫が転がり砲弾漏斗孔がそこら中にぼこぼこ空いている戦場で戦うことが主任務』ではありません。なお、89式装甲戦闘車は「FV:Fighting Vehicle」、16式機動戦闘車は「MCV:Maneuver Combat Vehicle」であり、機動も「Mobility」でなく「Maneuver」と車両性能ではなく運用上(戦略輸送性)の性格の意味を匂わせています。
また、「戦闘車」の英訳を「Fighting Vehicle」ではなく「Combat Vehicle」にしたことで偵察車両(RCV)との整合性を出しているわけですね。

4)「汎用軽機動車」国民愛称:ミュール
ミュールは川崎重工の多用途四輪車ですから「多用途」を「汎用」とし特殊条件下で普通科の戦術機動性能を上げる車両ですから「機動車」をつけ「汎用機動車」でもいいのでしょうが、見た目と、後々サイズが大きな汎用機動車が必要とされた場合を考え軽装甲機動車と同様に「軽」を追加したのでしょう。

まあ、質問者様が「機動」の意味を全く理解していないのは良く分かりました。

長文失礼しました。

その他の回答 (3件)

  • 身も蓋もない話ですが、予算が通りやすくするためです。

  • 自衛隊の自動車とは世間一般ではトラックと呼ばれる種類の自動車です
    例1/2tトラック、7tトラック、1 1/2tトラックなどです
    変わり種では自衛隊における自動車免許取得時の教習車は、かつては4tトラックで行われていたのは有名ですよね
    また、現在自衛隊ではトラックと呼ばれる車両は製造から運用に置けるコスト削減を目的に制式化から外れています

    機動車と名の付く車両は制式化された装備です
    また、これらの車両は装甲車とも戦車とも違います、そしてそれらの車両よりも機動性が高いのが特徴なので名称に機動と名付けているのではないのでしょうか

  • mobilityを訳したから

    長文お疲れさん

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