自動車のカタログ燃費は、

Question

エアコンつけない、ナビテレビも作動させていない、平行で直線の道、他の車が無くブレーキも踏まない、晴れた日、、、

上記条件での燃費ですか？？

カタログ燃費と実燃費が異なるので、原因が知りたかったです。

Answer 1

カタログ燃費の測定方法はシャーシダイナモに車を乗せて、決められたシチュエーションごとに走行負荷を変えながらおこないます。

平成30年10月１日以前に発売された車は「JC08モード」という日本独自の燃費計算基準を使用し、10月1日以降に新規販売・フルモデルチェンジされた車両についてはさらに現実に則った国際基準である「WLTCモード」を使用し計算しています。


そして本題のカタログ燃費と実燃費が異なる理由についてですが

質問者様の認識であらかた正解ですが、ちょっと違うところがあります。
たしかにカタログ燃費は、最高に良い条件下で最高に運転が上手い人が運転した場合の数値ですが、嘘ではありません。

実際の道路では、信号で止まったり、急加速急減速を多用する人がいたり、昇ったり下ったりする道があったりなど、人の運転の仕方も道路の状況も千差万別で一定ではありません。
それを実際にシミュレーションしようとするには、なかなかに無理があります。

しかし燃費の表記は申請する上で出さなければいけない数値なので、仕方なく「ある一定の条件下であれば、この燃費です」と表示したのがカタログ燃費でなのです。
なので、信号やカーブ、加速減速が頻繁にあるシチュエーションの実燃費と、ある程度の決められたシチュエーションでしか計測できないカタログ燃費で違いがあるのは仕方のないことなのかなと思います。


ちなみに、最初のほうで書いた「WLTCモード」ですが、これはJC08モードよりもさらに細かく燃費基準を設定し、実際の走行シチュエーションをさらに詳しく再現した測定方法です。
ストップアンドゴーの多い市街地モードや、信号の少ない郊外モード、高速道路モードや、先の三つのモードを複合させ平均化し測定するWLTCモードがあります。

トヨタの新型のRAV4を例に出しますと
新型RAV4 2.5LハイブリッドG

従来の燃費計算基準
JC08モード燃費が25.0Km/L

新しい燃費計算基準だと
WLTCモード燃費 20.6Km/L
市街地モード燃費 18.1Km/L
郊外モード燃費 22.4Km/L
高速モード燃費 20.7Km/L

新しい燃費計算基準だと、実燃費のイメージに近くなったと思います。

質問者からのお礼コメント

詳しく教えて下さりありがとうございます。為になりました。

Answer 2

国が、定めた燃費ですから、走行環境を同じする必要が有ります有ります。

なので屋内でローラーの上で固定して行います。

燃費は、同じ道を走ってもドライバーの技量で大きく変わります。
一流のレーサーと同じタイムで、サーキットを走れないのと同じです。

特に我が国では燃費は、お金に成るので必死に成るのは当然です。
法律の範囲内でなんでもやるのが、日本人です。エンジン特性やATのシフトスケジュール迄、現実に合わなくてもやってきますよ。
それを許容しているのはユーザーです。

Answer 3

カタログには必ずどのような条件で測定したか記載があるので調べてください。

Answer 4

上記条件での燃費ですか？？

室内のローラー上での

試験性能データー

質問提示内容・添付画像・・・・・・・・・・ご参考になれば

・・・・・・・添付画像・拡大が可能です

Answer 5

https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-construction/subcategory-engine/faq057

読め。