ＭＴの４ＷＤ車に乗っているのですが、ニュートラルで流した時に抵抗を感じます。 ハンドルをまっすぐにしている時にもなります。 会社の車でＦＦのトヨタプロボックスＭＴにもよく乗るのですが、そちらと比べて明らか

Question

に抵抗があります。
車重も排気量もほぼ同じなのにここまで違うのはおかしいのでは？と思うのですが、どうなのでしょうか？

スイフトの４ＷＤ方式はビスカスカップリングというものらしいですが、そのせいでしょうか？
ＦＦと４ＷＤ両方に乗る人、抵抗の差があるかお教え願います。

Answer 1

スイフトの4WDシステムはセンターデフにビスカスLSDを備えたフルタイム4WDです。常時4輪が駆動するので駆動系の抵抗ってかなりありますよ？
燃費も変わりますし。

ある意味当然の結果かと思いますが。

質問者からのお礼コメント

わかりやすい回答ありがとうございます！
MTの４WDは始めて乗るんですが、こんなもんなんですね！

他のお二方もありがとうございました。

Answer 2

駆動系が複雑なため伝達ロスが多いのです。

モデルを単純化するため単一条件下での伝達効率のみで計算し重量増加は考慮しないものとします。ちなみに数字はかなり適当です。
各ユニットの伝達効率を
トランスミッション(TM)：a=0.95
トランスファー(TF)：b=0.98
デフ(ハイポイドギア不使用)：c=0.98
デフ(ハイポイドギア使用)：d=0.95
とすると、全体の伝達効率は
FF：a*c=0.93
FR：a*d=0.90
4WD(FFベース)：a*b*(c+d)/2=0.90
4WD(FRベース)：a*b*(d+d)/2=0.88
となり、FFとFFベース４WDの損失はそれぞれ0.07と0.10、差は大したことないように見えますが1.4倍も大きいわけです。ちなみに伝達効率の比はFFを1とすれば4WDは0.97です。
ちなみに現行スイフトCVT車のJC08モード燃費で計算してみますと、リッターあたり2WDは20.6kmで4WDは18.8kmですから、エネルギー効率の比はFFを１とすれば4WDは0.91。これをそのまま伝達効率の差とみなすと上記予想よりは大きなもののようです。

実際の伝達効率は古い資料だとFFで0.92、FRで0.90あたりのようです。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe1933/51/2/51_2_307/_pdf
この人だとFFで0.85～0.90、FRで0.80～0.85、4WDで0.75～0.80と捉えているようです。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:cHCH6obqpMYJ:tsubasatti.sakura.ne.jp/sblo_files/tsubasatti/image/AboutPowerCheckSheet-NavyBlueFox.xls+&cd=9&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

Answer 3

ま～オープンデフとビスカスデフじゃ、月とスッポンですよ！

ビスカスカップリング（英語：Viscous coupling、VC）は、高粘度シリコンオイルの剪断抵抗を利用した流体クラッチの一種
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0