トヨタ プリウス 「　乗ってしまうと既得権益のように感じるからいけないのだろうけど、やはりこの実用燃費20km/L超のことを考えると、どのような不満も飛んでしまうのがこの」のユーザーレビュー

　乗ってしまうと既得権益のように感じるからいけないのだろうけど、やはりこの実用燃費20km/L超のことを考えると、どのような不満も飛んでしまうのがこの

2010.8.31

総評

　乗ってしまうと既得権益のように感じるからいけないのだろうけど、やはりこの実用燃費20km/L超のことを考えると、どのような不満も飛んでしまうのがこの車の強み。
　なお、各種の雑誌などで欠点がないように書かれているが、あくまでハイブリット車がここまでよくガソリン車に近くなったという意味なので、誤解しないほうがいい。未だに乗りやすさとか運転しやすさという意味では圧倒的にガソリン車に優位性があると考えています。

満足している点

　外観は、空力優先とはいえ一体感のある感じはかっこいいです。不人気のアクアブルーメタリックも他に無いと考えれば自己満足に浸れます。
　走りは、低速域はゴツゴツ感が不満ですが60km/hを超えたあたりから足回りの不快な硬さが頼もしさに変わり、高速料金ゲートから本線合流への大きなカーブも安心して乗車できます。1,800ccにクラスアップしたことで170km位（公道で試すのはやめましょう）までは伸びるので、その余力を持って法廷速度で高速を運転するのはいざというときの回避余力（再加速）があり安心できます。
　燃費は、メリハリのある運転をすればエアコンを作動させていても20km/Lを超えます。ＧツーリングのLEDヘッドライトも明るさ十分で、クルコンは運転手の疲れの軽減のためにも高速での必需品です。
　室内居住性は、フロントのシートが国産車の同クラス中ではかなりいい部類だと思います。特にティーダのようなソファー的なシートが嫌いな方にとってはよいかと。
　後席は身長185cmの私がくつろぐ訳にはいきませんが、箱型の車を除いて高級セダンなどと比べてもクリアランスが確保され快適性が高いです。デザインは好みは有ると思いますが、葉脈をモチーフにしたデザインはクオリティが高いと思います。ただし、やはり燃費重視の車のため部材をそれぞれ触った時の質感は安っぽいという印象しか残りません。
　販売量が多いためカスタム部品が多いのもメリットです。室内灯などのLED換装もキットがYahooオークションに出ていたり、売れているメリットを享受することは多いのではないでしょうか。また、こと室内の照明換装にかんしてはそれぞれソケット取りだし口が付いており作業性に優れています。

不満な点

　絶望的な後方視界。バックモニターは必須です。さらに、ベンツからの乗り換えだと自動防眩ミラーが欲しいです。後方の下のガラスと上のガラスのフレームに、後続車のライトが入った場合（大体、その距離が適正車間にあたる）に、バックミラーを傾けて防眩にすると、光量漏れなども消えて全く分りません。
　低速域の不快なモーター音、ゴーっというロードノイズ、作動感の無いダンパー。この３つが合わさって、ウルサイし、バッタンバッタンするしで最悪です。（が、60km/L超えると乗りやすいのでなんとか許している）
　異型で太いステアリングは操作がしずらい。また適正ポジションでは無いのだろうが片手でひっかけて持ちたいときに独特の形と小ささで上手く良い感じにハンドルを握ることが出来ない。
　シフトを照らすために天井からLEDが一つ照らしているが、出来る限り室内は暗くしたい私にとっては不満。
　そもそも運転の感覚がハイブリット車とガソリン車と違うのでそこを乗り越えられる人じゃなきゃ難しい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験