トヨタ プリウス 「世界に先駆けて商品化したプリウスの３代目ですので、商品として非常によく出来ていると思います。 特に都市部で乗る機会の多い方にはちょうど良い車じゃ」のユーザーレビュー

世界に先駆けて商品化したプリウスの３代目ですので、商品として非常によく出来ていると思います。 特に都市部で乗る機会の多い方にはちょうど良い車じゃ

2010.6.20

総評

世界に先駆けて商品化したプリウスの３代目ですので、商品として非常によく出来ていると思います。

特に都市部で乗る機会の多い方にはちょうど良い車じゃないでしょうか。
通常は１人で運転して、必要な時には４人くらい乗る。
渋滞の中を走る事が多い。
そんな方にはピッタリです。

従来の車の楽しさ、スピード、加速、曲がるなどのドライビングは大きな期待は禁物ですが、エコや刻々と変化する燃費を見ながら走る事が、これほど楽しいとは思いませんでした。車の新しい楽しみ方です。

また、EV車もi-MiEVが市販されていますが、プリウスのEVモードで走ると次世代の車の感覚を味わう事もできます。アクセル開度や絶対速度、距離に制限はありますが、とても気持ちがいいです。

ただ、SAIやレクサス車との差別化と言う事は理解できますが、もう少しだけ高級感があって、モーターにもう少し力があれば言う事無しです。

満足している点

なんと言っても、燃費を気にしなくても燃費が驚く程良いことです。

前車が5.5km/lのマジェスタでしたので、感覚的にはガソリンが全然減らない（もちろん減りますが）
燃費は、高速中心の走行では28km/l、市街地で18km/l位は走ります。

納車当初は、パワー不足を感じましたが、最近は「PWR mode」でも燃費が思った程悪くならない事に気づき、必要なときは遠慮なくアクセルを踏み込みますと、十分早いです。「PWR mode」では、絶対的なパワーという意味ではありませんが、フィーリングは昔のスーパーチャージャーみたいな加速感です。モーターが加速に効いている感じですね。

従来のエコランの発想ですと、要するに急な加速による燃料のロス、ブレーキによるエネルギーのロスを無くそうというまあ、大人しい走り方が良いとされています。
もちろん、プリウスでも従来のエコランテクニックが当てはまるのは事実ですが、早く定速走行状態になると瞬間燃費は40km/l以上になりますし、また回生ブレーキによりエネルギーを回収して蓄電し、それを発進、加速時に使いますので、まあエコランを頑張らなくても普通に走っても無駄が少ないので、燃費を気にしなくても燃費が良いです。

燃費を気にした走りをそれほどしなくとも、エコドライブモニターに出てくる「１分間燃費」「５分間燃費」の結果に一喜一憂するのも楽しいです。

赤信号の停車では、ほとんどの場合にエンジンが停止します。この静けさと無振動を味わえる赤信号での停車は快感です。

青信号になって発進も快感です。アクセル操作をラフにしなければ、モーターだけでスルスルと動き出します。
「PWR MODE」の時は、「EV」の電気自動車モードで発進させて、電気自動車の感覚を楽しんでいます。「EV」状態は30km/hになると自動解除されるので、よく使っています。

レーダークルーズが前車のマジェスタのレーダークルーズと比べて人の運転に近い感じがして使いやすいです。

そして、室内空間。広いです！
大人４人なら十分なレッグスペース、ヘッドクリアランスだと思います。

一度乗ってみたいと思っていたハイブリットカーですが、プリウスはよく出来ていると思います。

不満な点

G ツーリングセレクション レザーパッケージですが、高級感は乏しいです。

皮シートは出来れば電動シートが良いですね。

軽量化の影響と思いますが、リアのドアを閉めた時の音が、トラックのドアを閉めた時の音がします。

個人差はあると思いますが、走行中ルームミラーで後方を見るとリヤスポイラー部分が一般的な車間距離で後方を走っている車のライトの部分を隠してしまい、後方車がいるのかいないのか、特に夜間 後方の状況を確認する際が とてもうっとうしいです。

前方の見切りは悪いです。
思った以上に車が短いので、特に擦ったりはしませんが、十分に余裕がある駐車場でも、感覚的にヒヤッとします。

これには閉口しましたが、車庫入れ等の際、ロックするまでハンドルを回した時のタイヤの切れ角が少ないです。
マジェスタは１発で車庫入れ出来ていたのに、プリウスは２回切り返しています。（立駐です）

車庫入れ関係で言いますと、職場の駐車場はバックで駐車する際、歩道の僅かな段差を乗り越えるのですが、「PWR mode」以外では、低速トルクが全然ないため、すんなり段差を乗り越えられず、反動で車道に飛び出し危なかったです。
「PWR mode」にするとガソリン車のようにトルクが出ますので、段差もすんなりなり越えられます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験