トヨタ プリウス 「ディーラー整備納車中の代車として、初代プリウスを1日半ほど運転した感想です。さすがに平成14年度モデルの車両だけあって、ハイブリッドシステムの燃費の良」のユーザーレビュー

Super City Super Cityさん

トヨタ プリウス

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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ディーラー整備納車中の代車として、初代プリウスを1日半ほど運転した感想です。さすがに平成14年度モデルの車両だけあって、ハイブリッドシステムの燃費の良

2010.6.1

総評
ディーラー整備納車中の代車として、初代プリウスを1日半ほど運転した感想です。さすがに平成14年度モデルの車両だけあって、ハイブリッドシステムの燃費の良さ以外は不満な点が満載になってしまいました。
勿論、年式が古い部分を割り引いて考えなければなりませんが、クルマとしての魅力には乏しい車体です。

【S"ナビスペシャル"(CVT_1.5)】

平成15年2月登録
車台形式ZA-NHW11
車重1,220kg、車両総重量1,495kg
全長4,310mm、全幅1,695mm、全高1,490mm
ホイールベース2,550mm

原動機形式1NZ-2CM
最高出力72ps/4500rpm、最大トルク11.7kgm/4200rpm

満足している点
●ハイブリッドシステムの燃費の良さ。

代車利用ですが、1日で約65km走行後の燃費は23km/Lでした。プリウスユーザーからは、これでは並以下だと不満の声があがりそうですが、今回走らせている間、燃費を特に意識しなかったので、それでもこの成績が無理なく出てしまう実力にはびっくりさせられました。これだけ年数の経った旧車なのに。

クラウンハイブリッドとの比較では、まず車重の軽さが挙げられます。停止状態からアクセルオンで、まず電動モーターのみで走り出しますが、車重が軽いのでバッテリーチャージが充分であれば速度が45km/hを超えてもまだ4気筒ガソリンエンジンを始動しないまま引っ張ります。この状態が相当長いのが特徴で、一気にEV走行距離を伸ばしてしまいます。

また車重が軽いため、極く緩い登坂路でもガソリンエンジンを始動せずかなり頑張ります。

●バッテリー充電回復の早さ。

クラウンハイブリッドと比べて、バッテリー出力設定の違いによる最大容量と、充分に充電するために要する時間にかなり違いがあると思います。この車体サイズは燃費優先のハイブリッドシステムには丁度バランスが良いようです。今回、実際走行してみて、容量と出力は小さいけれど、短時間で充電回復し、長くEV走行が可能になっている事が良くわかりました。

●ドライバーから見た視界の良さ。

フロントウィンドウやサイドウィンドウ、ダッシュボードの配置・高さなど、ドライバーからの前方視界は非常に良いです。フロントエンドの見切りも不安がありません。
不満な点
●自分の意に反して勝手に効きが強くなるブレーキ。

ブレーキを踏むと車速が落ちていくに従い、自分の思っている制動カーブよりどんどん制動力が増していく感覚なので、終速近くになるにつれてそのブレーキタッチの調整が難しくなります。ブレーキを少しずつ放して帳尻を合わせようとしますが、微妙な調整が追い付きません。クルマが停止する最後には、ガクン!となってしまいます。それを避けようとしてブレーキペダル踏力を必要以上に抜いてしまうと、逆にスーっと車体が前に出てしまいます。

●ごつごつ振動が響くシフトレバータッチ。

これは年数が相当経っているから仕方無いのかも知れませんが、まるで旧い大型バスのように「ガゴガゴ」ってなります。コラムシフトのような長大なシフトレバーに手を挙げていないといけないので、左腕が結構疲れます。

●新機軸ハイブリッド車に似合わないプアーな内装。

内装仕上のグレードは1.5リッターの一般的ファミリーカーベースグレードといったところです。前席シートのアジャスターは全て手動。確かに高価なシステム搭載車を広く普及させるための手段としてコストダウンは重要ですが、もう少し何とかして欲しいと思いました。

●乗り心地最悪ですぐ疲れるシート。

夫婦で前席に乗って、走っている途中から「何か疲れるね」「ちょっと腰が痛い」を連発。乗用車のシートと言うより、遊園地のアトラクションに良くある乗り物のプラスチック製の椅子が、似たような感覚だと言ったら言いすぎでしょうか。

やはり、ハイブリッド草創期に広く拡販するためコストダウンを徹底した、という事では無いかと想像してしまいますが、そうであっても、本当に仕方無かったのかな・・・と考えてしまいます。

最初この初代プリウスの内装を初めて見たとき、結構狭いと感じました。そして暫く距離を走って行くと、腰が段々辛くなってしまいました。ドライバーだけでは無く、パッセンジャーも同様でした。
然し、販売がぐんぐん伸びている現行のプリウスは、きっとこんな事は無いのでしょう。

ただ、車高が1,490mmと腰高で、ルーフデザインも角ばったセダンタイプになっているので、きちんと座ってみると見た目ほど狭い訳ではありません。でもリラックスして長時間着座するような旅程では、家族から苦情が出ると思います。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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