トヨタ プリウス 「走りは軽いが燃費はイマイチ」のユーザーレビュー

走りは軽いが燃費はイマイチ

2023.3.16

総評

燃費スペシャルではなく走りに振った4ドアクーペという風情です。内装はチープで所詮200万円台相応です。400万出す車ではない気はします。
しかし、ボディと足回りの出来はトヨタ車の印象を塗り替える物で、仕事の足として買った車ながら非常に気に入りました。30年以上前に買った30ソアラのハンドリングと足が酷すぎてトヨタは二度と買わんと誓ったのですが30年の進化を感じました。

満足している点

モーターによる軽い出足。ストップアンドゴーがストレスでない。中間加速の反応も良い。メーターはちょっと遠くにあり老眼には助かる。運転支援がこれでもかと充実している。ボディも足回りもしっかりしてフラットライドで直進性も極めて良い。　

不満な点

ダッシュボードのトップが高いので左直近が見にくく縁石要注意です。
燃費が、高速道路と郊外路の慣らしでも19km/L程度です。その平均燃費もメーターに常時表示は出来ず、ナビディスプレイを切り替えて呼び出さないと表示できません(訂正:メニューの階層の下の方にありました)。ヤリスの純ガソリン車より悪いかもしれません。先代プリウスならこの経路だと23-25km/Lは走ったはずです。
内装は基本的にチープです。割り切る必要があります。
追記；結局内装の質感の低さと、最も我慢ならなかったのは運転席ドアウインドウ枠にむき出しの溶接痕が見える部分です。コストダウンにしても、今までこんな車に乗った事は無いです。これを見る度に悲しい気分になり、たとえ通勤用にしてもいい年してこんな車に乗るのはみじめに思えて来て、着座姿勢が低く脚が痺れる事もあり短期間で売ってしまいました。

デザイン

3

余計なプレスラインの無い外装は好み。

走行性能

4

オートクルーズがハンドルのボタン1操作でセット出来るのは良い。　LTAが車線内のちょっと左側を維持したがり違和感あり。モーターによるレスポンスが心地よい。

乗り心地

3

スッキリとした軽い乗り心地です。最近のドイツ車もこんな感じですね。
距離進んだらちょっと重厚な感じも出てきました。
車のサイズ考えれば十分に良いです。

積載性

2

荷室の高さが先代の半分です。

燃費

3

パワーと燃費の両立みたいな魔法はありませんね。走りが活発になった分、しっかり燃費は悪化しています。

価格

3

Gグレードで320万。定価としては妥当と思います。本当は値引きが15ぐらい欲しいところです。

故障経験