トヨタ プリウス 「燃費と走りを両立した車　しかし車高が低い」のユーザーレビュー

燃費と走りを両立した車　しかし車高が低い

2021.9.19

総評

少々気を使うこともありますが、良い車です。
50前期プリウスが登場した当時は賛否両論でしたが、私からすると今のトヨタのグリルデザインを考えるとまだマシなほうかなと・・笑
シエンタも当時は色々な言われ方されていましたが、今は風景に浸透していますしね・・。
リアライトの造形は近未来的で気に入っているのですが、今後出てくることはあるのだろうか・・

満足している点

燃費が良すぎて最高！多少荒い運転をしても（むしろその方が燃費が良い）燃費が良くなる。
燃費至上主義からすると夢のような車です。
2Lエンジン車ということもあって、街乗り、高速共に十分すぎるくらいです。
詳細は項目別にて。

不満な点

車高が低い。路外から車道までの段差が大きいほど気を使います。前から行けても後退で車道へ出る時にフロントバンパーが「ガー」とすることありました。
ハンドルの合皮が剥がれやすいなと。いろんな方が使うからというのもありますが、ちょっと残念。
パーキングボタンの印刷の剥がれも気になります。
よく世間で言われるシフトに関しては慣れです。昔は入れ違いというか、D→Rへ入っていなかったことはありました。しかし確実にRへ（最低1秒以上）入れてあげることで確実にRへ入ります。
これはホンダのHVのほうが入りにくい実感がありましたが・・また別の機会にでも。
先代の30プリウス・・私はプリウスαのほうが思い入れが強いのですが、シフトとPボタンが離れたところにあったことを考えると50プリウスは改善されていて良かったなと思います。
シートのスライドが足らないかも。座の高さも足らないです。女性から乗りづらいと不評の声も聞こえました。見切りも特に悪い車なので免許取り立ての初心者には大変かも。ハンドルの前後調整ができるのが救い。

どうでも良いですが、ボンネットの凹みに砂埃が溜まるのが残念。昔は洗車しにくいと思っていましたが今はそうでもないです。丁寧に洗車する癖がついたからでしょうか。

デザイン

4

50系は前期が好きです。近未来的なデザインで斬新だなと。確かに賛否両論あるのも頷けます。

走行性能

5

例えば高速の料金所で通行券を取って0-60kmをパワーモードで走ると、スポーツカーのようなキビキビとした加速をしてくれます。その後カーブでも安定した曲がりをしてくれるので安心感があります。
ノーマルモードでは高速でのわずかなアップダウンでも微調整ができ、ストレスなく走行できます。追い越しのための加速も踏んだ量に応じてついてきてくれるので不満なしです。
パワーモードはキビキビしすぎて逆にストレスかも。
エコモードは下道で走る分にはちょうど良いと感じます。ノーマルモードと比べてもたつきはありますが、普段軽自動車乗りからするとアクセルを踏めば十分すぎる加速をしてくれるので不満はありません。
やはり３種類＋EVモードからモードを選べるというのは同じHV車であるアクアにはない装備なので、プリウスの良いところかなと思います。

乗り心地

5

さすがTNGA最初の車ということもあり、乗り心地は最高です。先代の30系プリウスと比べると別物の車です。乗り心地を一番に考えるとなるとこのような新プラットフォームを採用した車（DNGAであればタント、TNGA採用前のヴィッツと採用後のヤリスは全然違う。ホンダのフィットも別物で感動しましたよ）を購入することが満足感につながると思います。
積載性でも述べますが、大人４人の乗車でも快適で、特にエアコンが後席まで効いていることはこの車格の良いところです。（アクシオは全然効かない・・）

積載性

-

プリウスはファストバックセダン（カムバックセダン）なので、ノッチバックセダン（例えば30プリウスベースのSAI）と違い、荷室と客室が一体となっているところが良いところです。
大人４人で乗車した際も後席も広く、エアコンもよく効くため快適です。

私は荷物を大量に積んで走ることがないので評価は控えさせていただきます。

燃費

5

東京から群馬まで約100kmを高速や下道を使い、下道はエコモード、高速はノーマルモード。エアコンは24度で風量は中くらい。全席と運転席集中どちらも。運転はプリウスの燃費に理想的な運転方法（メーター表示にあるスコアは７０点以上を獲得）を条件にすると、最高30km、普通に走っていて25kmは表示されます。
都心の低速&発進停止が頻繁でも12kmは出ています。

価格

-

社用車なので無評価で。

故障経験