トヨタ プリウス 「技術史上の異端児では…？ 初代からプリウスは技術的に変な車だと思っています。当然電池はガソリンよりも早く空になるので、連続山登りとか、アウトバーンを高」のユーザーレビュー

技術史上の異端児では…？ 初代からプリウスは技術的に変な車だと思っています。当然電池はガソリンよりも早く空になるので、連続山登りとか、アウトバーンを高

2009.5.29

総評

技術史上の異端児では…？
初代からプリウスは技術的に変な車だと思っています。当然電池はガソリンよりも早く空になるので、連続山登りとか、アウトバーンを高速で走れば初代は1250ｋｇで55馬力の車になってしまいます。これはサンフランシスコの坂道を登れなかった1955年発売の初代クラウンと同じ値です。
新型になっても本質は同じで、充電率が低いと我がアコード2.0/150馬力と同じ重さで99馬力という車になってしまうのです。そのためにモーターとジェネレーターを分けて、走行中に充電できますって言うのでしょうが、ニュートンの法則通り、充電分は99馬力から差し引かれるはずなので納得できません。
プリウスのシステムは複雑すぎてヴィッツのようなコンパクトに載せられませんね。エコカーの落ち付き先（国際標準）は、重いエンジンが載せられないコンパクトはインサイトのような簡素なハイブリッド、2リッタークラス以上は次世代ディーゼルというのが正しいでしょう。トヨタは奥田　碩氏という偉い人がHV開発を決断したためか技術的判断を間違ってしまい、今まで世界中で真似た車が生まれなかったのだと考えています。
実際の燃費はどうなんでしょう。旧型はインサイトに負け気味でしたね。新型は幾らか勝つと思いますが、その差は自動車雑誌を見ないと解りませんがわずかでしょう。少なくともロッテルダムからバーゼルまでプリウスで走ろうと思うヨーロッパ人は居ないと思います。
それにしても売るためにホンダを誹謗中傷するような姿勢が見られるのは極めて不快です。

満足している点

自動車技術史上の異端児だと思うものの、10年以上も手掛けてきただけの完成度はあるようですね。街乗りではダントツの燃費、快適さだと思いますが、地下鉄もあるので…。
中央道を八王子から甲府まで走らないと本質は解りません…。そのため評価が低くなってしまいました。

不満な点

トヨタのような日本を代表する会社が経営的/技術的判断を間違えていると思わせる点が残念です。
GMの得意とする大型SUVにはタンドラを、スマートにはIQをと、全世界の他社の得意分野に対抗馬を作って市場を獲得する姿勢がリーマンショックで挫折し傷を深めました。今回も市場獲得のためにインサイトとの素人騙しみたいな比較表を作るなどやってるようですが、購買心を損なってしまいますから、止めてください。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験