トヨタ プリウス 「「エコ」一辺倒は本当に正義なのか？ デビュー当初から、プリウスに関しては懐疑的な視線を持っていました。確かに燃費のよさや近未来の走行感覚は美点でも、そ」のユーザーレビュー

「エコ」一辺倒は本当に正義なのか？ デビュー当初から、プリウスに関しては懐疑的な視線を持っていました。確かに燃費のよさや近未来の走行感覚は美点でも、そ

2012.6.30

総評

「エコ」一辺倒は本当に正義なのか？
デビュー当初から、プリウスに関しては懐疑的な視線を持っていました。確かに燃費のよさや近未来の走行感覚は美点でも、それが本当に「正義」となりうるのか？といった疑問。しかし試乗してみると、ベースがしっかりしているからこその走りのよさや、ロードノイズ以外は何も聞こえないのでは？と言わんばかりの静粛性の高さは想像を超えていました。北米市場の要望を取り入れたか故に全幅はふくらみ、狭い道では若干気を遣う必要があったものの、それが気にならなくなると「こいつは本当にいいクルマだ」と感じるようになりました。4輪ディスクブレーキは制動力やコントロール性に優れ、パワーモードでは思わず頭を後ろに引っ張られるほどの加速力を見せてくれます。乗り心地は思いのほか単調で、ときどき起こる「やる気のない突き上げ」はマイナスポイントですが、SAIやレクサスHSでもないプリウスにそれを求めるのは愚の骨頂というもの。逆にいれば「200万円台のクルマでしっかりと仕上げたな」と好感を持って迎え入れられるものと思います。

満足している点

ハイブリッド車の頂点に立つ燃費性能
常識をはるかに超えた静粛性の高さ
パワーモードでは2クラス上の加速性能を堪能できる
ハイブリッドインジケーターは視認性や情報量に優れる

不満な点

単調な乗り心地（G's仕様なら別か？）
全幅が広く、狭い道では気を遣う

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験