トヨタ プリウス 「自動車としては最高、クルマとしては最低 ただ単に自動車として見たならば、現在プリウス以上のモノはないと思います。 しかし、クルマとして見るならどうしよ」のユーザーレビュー

自動車としては最高、クルマとしては最低 ただ単に自動車として見たならば、現在プリウス以上のモノはないと思います。 しかし、クルマとして見るならどうしよ

2009.6.5

総評

自動車としては最高、クルマとしては最低
ただ単に自動車として見たならば、現在プリウス以上のモノはないと思います。
しかし、クルマとして見るならどうしようもない出来損ないです。
操る楽しさというものが徹底的にスポイルされ、ただＡ地点からＢ地点へ移動するためだけに考え抜かれた、まさに自動車の鑑というべきものです。
一番の目的はエコロジーでしょう。
可能な限り消費燃料を少なくし、誰もが驚く価格で、登場しました。
それに付随してのエコノミーが次の目的。
燃費がいいことで、排出する二酸化炭素が抑えられ、結果地球に優しい気をオーナーに抱かせます。
しかし、それだけのクルマです。
クルマを運転するという目的でプリウスに乗る気にはなりません。
目的もなく、その辺を流してこようと運転席に座る。ありえません。ガソリンの無駄です。
燃費を測るために満タン法？タンク半分くらいにして車両重量を抑えて燃費に貢献してください。満タン法など自己満足です。
よく、刺激的なクルマは麻薬にたとえられます。
走りを標榜するクルマはそこまでいかないにしてもお酒くらいの刺激があります。
思うに、プリウスはスポーツドリンクでしょう。
なんとなく、体に良く、なんとなくクリーンなイメージ。
飲み物としては最高ですが、それだけです。

満足している点

燃費に関しては他の追随を許さない。
燃費に特化した最新鋭自動車。
自動車として多くの人の支持を集めるだろう。
庶民の手の届く範囲にある価格帯。

不満な点

つまらない。
楽にシフトを操作するためだけにあるデカいコンソール。マニュアル車じゃないんだから、そう頻繁にシフト操作するわけでもないのに、たったドライブとリバース切り替えのためだけに前席ウォークスルーを犠牲にしてまで採用するほどのものでしょうか？
斜め後ろの視界。車線変更時に尋常じゃないほどの時間をかけて安全確認するしかない。ミラーも変な位置にあるので視点が定まるのに時間がかかる。センターメーターも同じ。
安全はエアバックさえ付ければいいってもんじゃない。
センターメーターの色味。一昔前のアニメのコンピューター画面じゃあるまいし緑一色の色味は鬱になる。まるで20年前に考案された未来のコックピットの色味。
セットオプションの不可解さ。車両重量の関係だろうが、ＬＥＤヘッドライトとソーラーパネルが同時に付けられない。先進技術をぜんぶ盛り込めるタイプがない。この辺はリチウム電池になったときに解決するのだろうか？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験