トヨタ プリウス 「私はこの車はキライです。 東日本大震災の日に納車されました。私はこの車が非常にキライです。普段私はガソリン車を運転していますが、父が突然車を買い換える」のユーザーレビュー

私はこの車はキライです。 東日本大震災の日に納車されました。私はこの車が非常にキライです。普段私はガソリン車を運転していますが、父が突然車を買い換える

2011.3.22

総評

私はこの車はキライです。
東日本大震災の日に納車されました。私はこの車が非常にキライです。普段私はガソリン車を運転していますが、父が突然車を買い換える事になり父の指名買いによってやって来ました。私はこの車の存在意義は認めるもの自動車業界に与えた負のインパクトが気になって仕方ありません。資源としてのガソリンが貴重になるなる中で、図らずも大震災の日の朝に納車されたこの車は私にいかにガソリンが大切かを如実に教えてくれました。長短あわせ持つ稀有な車です。

満足している点

圧倒的な低燃費
エコモードで走行中、アクセルの動きに合わせてエンジンとバッテリー駆動を頻繁に使い分けます。エンジン始動時に不快な振動などはなく極めて自然です。従来無駄にしていたエネルギーを回収し再利用。それだけでなく、エネルギーを効率よく活用するシステムはお見事です。その複雑そうなシステムを誰でも違和感なく利用出来るのはすごい事だと思います。
地震の日に納車されたこの車は、例の極度のガソリン不足状態でも給油を必要とせず知り合いに物資を届けたり祖母の見舞いと大活躍してくれました。この車の驚異的な低燃費は知り合いの困窮をも救いました。
充実した安全装備
豊富なエアバックや明るいヘッドライトなど欧州車に遜色ありません。
インサイトも頑張れ！
プリウスという名前
かつて、トヨタはカローラ→マーク?→クラウンという出世コースがありサラリーマンはこの出世コースを忠実に守る必要がありました。しかしこの車は老若男女、番人が乗っても違和感ありません。車というよりはプリウスという商品カテゴリがあるかのようです。

不満な点

最低な茨城県にある最大手のトヨタのディーラーとセールス
商談中、どうしても予算が足りずカーナビのグレードを下げようか、オプションを削ろうか悩んでいました。そうしたら、そのセールスは「たった9万円ですからいいじゃないですか」と暴言をはきました。その9
万円がないから悩んでいるのにたった9万円だと！さすがにぶち切れましたが、さすが天下のトヨタ。謝罪もありません。私は父に購入を止めるよう言いましたが、父は気にしていませんでした。
言い古されたことですが安っぽい内装
すぐにへたりそうな椅子は気になります。
自動車をつまらなくした事
この車はいかに少ない量のガソリンで移動ができるかが目的のため、走る楽しさは全くありません。そこそこの安全技術、最低限の内装で構成されています。果たしてこの車がこれからもバンバン売れてみんながプリウスに乗るようになったとき、自動車産業はどうなっているのでしょう。人々の車への憧れはこのプリウスが無惨にも打ち砕き、車をますますただの道具にしてしまいます。
見切りの悪いボディ
安全運転の基本である見切りが悪いのは、いただけません。購入前に運転する方全員が試乗をして下さい。
併せて楕円のハンドルやシフトレバーは使いづらいです。カタログには使いやすさからその形状になったと書かれていますが、果たして人間工学的に有効か不明です。
繰り返しになりますが、この車が自動車産業に与えた一石はとても大きいです。体に悪い食べ物ほどおいしいというように、今までのガソリン車は面白いと思います。しかし、この薄味の車はそれこそ健康によく、限られた資源を効率よく使用出来ます。そこを見ればいいことですが逆に自動車産業を窮地に追い込む可能性もある諸刃の剣だと思います。ガソリンを大切にしつつも運転する楽しみや趣味性を残した車が生まれてくれればいいなと思いました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験