トヨタ プリウス 「エコのためにすべてを捨てるか？ この車の価値が省燃費にあることは分かっています。しかしそのために他のすべてを犠牲にするのですか？ 省燃費性能について星」のユーザーレビュー

エコのためにすべてを捨てるか？ この車の価値が省燃費にあることは分かっています。しかしそのために他のすべてを犠牲にするのですか？ 省燃費性能について星

2009.10.21

総評

エコのためにすべてを捨てるか？
この車の価値が省燃費にあることは分かっています。しかしそのために他のすべてを犠牲にするのですか？
省燃費性能について星2つをつけましたが、それ以外の部分については同クラス(1.5L～2.0L)の他車種と比較して決してほめられたものではない。

満足している点

【燃費】
セールスマンによると20km/Lとのこと。試乗時に燃費系をいったんリセットして計測したが、19km/L。まあそんなもんか。
しかしながら、プリウスとさほど動力性能差を感じない2代目デミオ1.3Lとの燃費差が5km/L、車両価格差が50万であることを考えると、経済的に優れているかは疑問。
(例えば月1000kmの走行、ガソリン125円/Lとしても、1年間で28,195円≒30,000円。この元を取るには…?)

不満な点

【内装】
　商用車かと思った。プラスチック感バリバリのトリム、インパネ。とても200万円超の車の内装とは思えない。燃費のためにこれに耐えられるか？？
【ロードノイズ】
なぜこんなに入ってくるの？タイヤのせい？燃費のためにこれに耐えられるか？？
【動力性能】
　まず前提ですが、パワーモード、エコモードの違いは、アクセル踏力に対してパワートレインが敏感であるか、鈍感であるか"だけ"です。決してガソリンと電気の使い方を変えているわけではありません(例えば10の力を出すためにパワーモードではガソリン:電気=7:3、エコモードではガソリン:電気=4:6などという制御をしているわけではありません)
　さて、エコモードは使えたものではありません。もっさり加速で渋滞を引き起こすのは間違いない。これでは自分がエコ運転していても後続はノロノロ運転、挙句に無駄に信号にかかりエコとはほど遠い。
　さりとてパワーモードだとてきめん燃費悪化。
冷静に評価してみると燃費と引き換えにスポイルするものが多すぎて、とても高評価は与えられない。結局のところ納期の問題が無くても購入候補から落ちてしまったのですが、試乗もせず現物も確認せずに納期最優先で購入した方は冷静な判断が下せているのでしょうか。
そもそも製造時に莫大なエネルギーを使用するリチウム電池をふんだんに搭載したこの車が、ライフサイクル全般で見た時に本当に"エコ"なのか甚だ疑問なのです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験