トヨタ プリウス 「実績と信頼性 「インサイト」のレビューで「大変よく出来ました」と誉めたが、元祖ハイブリッドのプリウスも高く評価をしている。このまま石化燃料を大量に使い」のユーザーレビュー

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トヨタ プリウス

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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実績と信頼性 「インサイト」のレビューで「大変よく出来ました」と誉めたが、元祖ハイブリッドのプリウスも高く評価をしている。このまま石化燃料を大量に使い

2009.3.2

総評
実績と信頼性
「インサイト」のレビューで「大変よく出来ました」と誉めたが、元祖ハイブリッドのプリウスも高く評価をしている。このまま石化燃料を大量に使い続けるのは問題がある。究極のエコカーともいえば電気自動車、燃料電池車になるが、技術的には完成しても、燃料供給のインフラの整備には時間がかかる。個人的にはハイブリッドというシステムには期待をしている。
 さて、たまたまプリウスをレンタルで乗る機会があったので、その時の感想。
 加速はいいよね。1.5Lだけど2L級の加速感が味わえる。この点もモーターのトルクを活かせるハイブリッドの強み。ハンドリングと乗り心地は全体にマイルド。トヨタ車に多いクニャクニャした感触でないのはありがたいが、キビキビとした感じではない。もっともファミリーユースとしてはこの方が好まれるのかもしれない。
 内装はトヨタ車らしい仕上がり。全く内装に金をかけていなかった(かける余裕がなかった)インサイトに比べると上品でまともな作り。もっとも値段が違うから当たり前か。シートはやや柔らかめで感触は良かったが、逆に長距離を乗ると腰にきそうな感じ。使い勝手とか、荷物の積載能力などはクラス標準レベル特に不満は感じなかった。
 さて、気になる燃費は燃費計の表示を信用すると約18km/L。先日試乗したインサイト(試乗車の燃費計の表示は走行距離600kmで、17.7km/Lであった)と比べると、コースの違いもあるけれど、実用燃費はほぼ同レベルとみた。
 値段もシステムも目指す方向も違うので、単純には比較すべきではないが、価格、目新しさ、運転する楽しさで選ぶならインサイト。乗り心地、実用性、実績と信頼性で選ぶならプリウス。という感じかな。
*ちなみに、5月発売予定の3代目プリウスもバッテリーはニッケル-水素電池で変わらないとのこと。リチウム電池ではまだパワーや信頼性にかけるそうだ。敢えて冒険はしないトヨタらしい選択。せっかく築いたブランドイメージをクレームで壊したくないしね。
満足している点
①実績と信頼性: ここが一番大きいのでは?2代目とはいえ初期型がほとんど売れなかったインサイトも、この点ではかなわないと思う。
 後日、トヨタの営業マン氏と話す機会があったが、正直、プリウスも初期モデルは出すのが早過ぎて「失敗」だったらしい。バッテリーの「無償交換」も結構したそうだ。試作品と言っていいレベルの初期型を購入者に試験させることによって、大量のトラブルシューティングによる圧倒的な量の技術的フィードバックを得ることが出来た。一般のドライバーを使った現実の路上という「最高のテストコース」で起きる様々な事例は、どんなに開発費をかけても得られるものではない。これがトヨタハイブリッドの技術的アドバンテージであり、そこらの後発には追いつけない部分。
 大いなる失敗の甲斐(?)あって、2ndモデルからは安心して売ることが出来ているとのこと。バッテリーも普通に使っている分には交換の必要はないとのこと。自家用車に比べて酷使するタクシーにも使われていることから見ても耐久性はあるのだろう。新型が出ても現行の1.5Lは残るそうだ。それだけ、2ndモデルの出来は良いのだろう。モデル末期とはいえ、今買っても「型落ち」になる心配はなさそうだ。
 赤字を出しながら、周囲に叩かれながらも売り続け、データを集めて改良を施し、現在、プリウスは3世代目に入ろうとしている。金さえかければ何でもホイホイと作れるなら苦労しない。ベンツやBMWも2010年にはハイブリッドを発売するという。しかし、いかにも急ごしらえのハイブリッドでどこまで出来るか?当然、大手メーカーが本気になれば現行のプリウスを作ることは出来るだろう。が、その時には、既にプリウスは3代目。
 時間はお金で買えない。先行して技術を磨き上げた、それがトヨタの強みである。
②加速性能:燃費だけでなくモーターを利用したハイブリッドの良いところ。1.5Lでも2L級の加速感が味わえる。
③静粛性:市街地で低速でモーター中心に走っているときはほんとに静か。狭くて小さいのにもかかわらずタクシーにも使われている理由が良くわかる。反面、アクセルを踏み込んだ時のエンジン音はいまいち。
不満な点
①後方および斜め前の視界: 
 インサイトのところでも述べたが、リアウィンドの形状から死角がある。三角窓の斜め前方の視界はインサイトより悪く感じた。
②価格:
 ベースグレードにナビなどとりあえず必要なオプションを付けると見積もりでは諸経費込みでは300万オーバー。うーむ。ガソリン代の元を取るという考え方は捨てた方が良いな。色さえ気にしなければ、いろんなオプションを加えたいわゆる「特別仕様車」がお得らしい。
③燃費: 
 当然悪いというレベルではないが、レンタルした車の燃費計の表示では約7000kmの走行で、17.6km/L。自分が走行した結果も表示は大きく変わらず、実用燃費としては18km/L程度かな。先日試乗したインサイトとほぼ同レベルだろう。カタログ値ではインサイトと5km/Lの差があるのだが、その差が見えなかった。結構期待していただけにちょっと残念。
期待が大きかった分、☆一つマイナス。
*現行プリウスの欠点ではないが、5月発売予定の次期プリウスは1.8L。燃費は現行型よりも良くなるらしいが、より大きなエンジンに大きな電池を積んで「エコカーです」という考え方には違和感が残る。出来る限りコンパクトな方向を目指して欲しい。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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