シートのスイッチ、どこ?
身内がセルシオから乗り換えました。
現行プリウスの最高グレードです。
納車後の第一声・・・「シートのスイッチ、どこ?」
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2008.8.7
- 総評
- シートのスイッチ、どこ?
身内がセルシオから乗り換えました。
現行プリウスの最高グレードです。
納車後の第一声・・・「シートのスイッチ、どこ?」
300万越えるクルマですがパワーシートはありません。
ハイブリッド車の王道を突き進むプリウス、乗らせてもらいました。
以下は私の評価と感想です。
燃費は素晴らしい。普通に走行していても20km/L以上。特に街中での燃費は素晴らしい。
内装も流石トヨタ。充分じゃないでしょうか?私、本木目とかどうでもいいタイプなので。
ナビや音声入力機能も凄い、と思いますが正直、身内も私も使いこなせません。
スタートボタンを押した後の違和感・・・「え、これで動くの?(始動音ナシ)」
普通のクルマと異なるシフト・・・「Pボタン、って何?」
高速で覆面パトに捕まったプリウス、2回見掛けたことがあります。結構走るってことなのでしょうね。
違和感を感じるのはシフト類の操作方法、始動直後および発進時に感じる「これってクルマ?」という運転感覚と・・・やっぱり外観?未来的、っていうよりも実用性を主張し過ぎてる気がする。
ハイブリッド車、というエポックメーキングなクルマでありながらこれだけ実用性の高いクルマをこの価格で販売できるトヨタには素直に脱帽。
今は亡きカール・セーガンが著書 Billons & Billions で「地球上で最も効率よく燃料を使う国」と述べた日本。彼は1ガロンで80マイル走るGMのセダンが発売されることを望んでいた。彼の望みが今、日本企業により実現しつつあることを素直に認めたい・・・私のクルマは日産だけど。
- 満足している点
- ○ 燃費、燃費、燃費。他のクルマじゃ相手にならない。フィットでも無理、無理、無理。
○ エコな気分とエコな優越感に浸れる。イカリスーパーのマイバッグ持ってコープ(灘生協)で買い物しているおばちゃんの気分?袋代5円不要ってところとガソリン代がお得というところも似てる。
○ 凄い技術を搭載している割には安い。ドイツ車じゃ無理、無理。アメ車は論外。当分真似できない。今暫くはディーゼルエンジンの改良でお茶を濁しているだけでしょう。この点、ルノーと組んだ日産はどうするんだろう?
○ トヨタ製です。実用性の高さは文句なし。
○ レクサスブランドじゃないので今後の値上り幅も許容範囲ではないかと・・・。
○ 裕福な方が購入すればエコ意識の高さを回りが認めてくれます。そうでない方が購入してもエコ意識の高さを周りが認めざるを得ません。いずれにしても「良いクルマを買ったね」と言われます。エコロジーもエコノミーも大事ですから。
- 不満な点
- ● 冷静に計算すれば解ることですが燃費差で一般の国産1.5Lガソリン車との車両価格差を回収するのは至難の業です。クルマ保険を見直してみましょう、という保険会社のコマーシャルが気になる人は絶対に無理です。
● 今は納車に時間がかかります。
● 小型車からの乗り換えだと取り回しは多少キツイかも?特に後方視界は。以外とデカいです。
● パワーシート、欲しい人もいるかも。レザーシートがありならば。
● 所有者に燃費を自慢される。「だからお前の乗ってるクルマは売れてないんだ」と言われてしまう。
● 所有者に先見性を自慢される。「今時、デカいクルマ買うのは馬鹿だ」と言われてしまう。
● 燃費の良いクルマを選択することは良いことだと思うが、実際に購入すると何故かトヨタの販売戦略に巧く騙された様な気がするかもしれません。トヨタの宣伝広告は気にしない方がよいかも。
- デザイン
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- 走行性能
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