トヨタ プリウス 「特殊さを感じさせない先進カー 短時間の試乗ですので、実際に所有して長期使用する場合には、またいろいろと不満点やいい部分も見えてくると思いますが、市街地」のユーザーレビュー

特殊さを感じさせない先進カー 短時間の試乗ですので、実際に所有して長期使用する場合には、またいろいろと不満点やいい部分も見えてくると思いますが、市街地

2007.11.25

総評

特殊さを感じさせない先進カー
短時間の試乗ですので、実際に所有して長期使用する場合には、またいろいろと不満点やいい部分も見えてくると思いますが、市街地での感想ということになります。
エンジンがプッシュ式でボタンを押してもエンジンがかかるわけではなく、スイッチが入るといった感じ。そしてシフトレバーの操作がやや特徴的なので、さすがプリウスといった印象を持ちますが、走り出してみると意外に普通のクルマなので拍子抜けしました。ハイブリッドカーなのですが、まったく特殊なクセのようなものは感じられず、ごく普通のクルマとして乗ることができます。渋滞路をまったり走っているときにはエンジンをほとんど使っていないのでしょう。エンジン音はほとんど聞こえません。ある程度のスピードになるとエンジンが始動するようですが、変なショックやバイブレーションなどはありません。
普段は私は同クラスの2.0L車に乗っていますが、動力性能としては同じくらいですね。ただ、モーターは低速から非常に太いトルクを発揮するので発進はラクです。今回全開にしたり高速を走っていませんので本当の実力は発揮しなかったと思いますが、1.5Lよりちょっとマシだった先代よりも大幅にゆとりのある走りを実現していると思いました。
総合的な感想としては運転が楽で実用車としての実力はかなり高いという感じです。燃費も現行では普通に走っていればリッターあたり20.0程度はそれほど難しくないようです。ガソリン高の今では魅力的なクルマでしょう。ただ、運転するのが楽しいとか、スポーティとか、特に個性があるとは思いませんでした。カローラとかプレミオなどとそれほど変わらない感じです。
価格は220万円前後からですが、メカニズムなどを考えれば決して高くはないと思います。ただ「S」と「G」の価格差が装備内容に対して大きすぎると思います。また、総額で250万円レベルのクルマとしてはインテリアの質感が安っぽい。未来的なデザインでカバーしているわけですが、プレミオなどの方が高級感があります。次期モデルでは内装の高級感にも力を入れて欲しいです。

満足している点

・ 20.0km/L前後の数値を誰でも出せる低燃費
・ モーターの力強い動力性能
・ 未来的な内外装デザイン
・ 静かでスムーズな走りを楽しめる
・ 特別なクセがなく誰でも違和感なく運転できる

不満な点

・ 価格からするとややチープな内装
・ 装備を見ると「S」と「G」の価格差が大きすぎる
・ ブレーキのフィーリングはやや慣れが必要か
・ 後方の視界がちょっと悪い

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験