トヨタ プリウス 「現実を知ると魅力薄 試乗しての感想です。ハイブリッドカーを強くアピールしたいため、独特のインテリアやシステムを採用しています。しかし、それが車の本質に」のユーザーレビュー

現実を知ると魅力薄 試乗しての感想です。ハイブリッドカーを強くアピールしたいため、独特のインテリアやシステムを採用しています。しかし、それが車の本質に

2007.7.14

総評

現実を知ると魅力薄
試乗しての感想です。ハイブリッドカーを強くアピールしたいため、独特のインテリアやシステムを採用しています。しかし、それが車の本質に結びついているかというと、首をひねらずにいられません。足回りは少し柔らかい感じ。ハンドリングは可もなく不可もなくというレベル。見切りも標準的だと思います。トランクはＯＫですが、あとは何というか・・・

満足している点

シートの座り心地。まあ試乗車が最高グレードだったため、当然ですが。（このグレードだけアルカンターラです）シート幅も少し広めで乗りやすかったですね。
標準でモニターがついているところ。瞬間燃費や平均燃費などの情報が見られます。ただしヤブヘビで、私が乗ったプリウスの平均燃費は１５と表示されていました。セールスの方は、「乗り方によってかなり変わってきます。試乗車は町中しか走りませんので」と釈明に苦労されていました。しかし、高速ばっかり走っている方は何に乗っても割と燃費良いんじゃないかと。更には、町中より高速走る方が多いなんて方はごく少数じゃないのかな？なんて思いましたがちょっと可哀想になって言えませんでした。
個人的にはトランクの大きさが一番気に入りました。ハッチバックですので、ワゴン並みの積載力があります。

不満な点

インテリアのあざとさ。「プリウスだけの装備とデザインです。先進的です」ということでしたが、ＡＴレバー操作したらすぐもとの位置に戻るだけのことです。装備だけ取れば、今ではカローラの方が先進的なんじゃないかと思います。こういう見た目でユーザーを騙そうとするあたり、トヨタの企業姿勢に疑問を感じてしまいます。
燃費計に表示された平均燃費。「カタログ値の半分以下やないかい！」とつっこみそうになりました。ハイブリッド車買おうという人は省燃費にひかれるはずなのに、リッター１５キロなら、普通の１，５リッター車買った方がずっと買い得でしょう。何せ１００万違うんですから。その分をガソリンで回収しようとすると一体何万キロ乗る必要があるのやら・・・先に書きましたが、こういう本質的な部分を見た目でごまかして、高い値付けをするのはやめて欲しいと思います。
エクステリア。先代に比べたらかっこいいんですけど、何かのっぺりしていますね。リアに行くにしたがってアンバランスな感じがします。もし同じデザインの普通車が出たら、これほど売れたかな？
２列目のヘッドクリアランス。ハッチバックなのだから落としてこなくてもいいだろうに、わざわざ落として空間を狭くしています。落とした分がエクステリアの美点になっているかというとそんな感じもなく・・・
値引きの渋さ。２．５リッタークラスの車が買える値段になっていました。世界中で売れて、いい加減元も取れてるだろうにがっかりです。
少々厳しい評価になったかと思います。ハイブリッドと世界二位の会社の二点に期待して商談したのですが、期待しすぎてしまったのでしょうか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験