クラシック・プリウス
現在購入可能なプリウスは、初代の初期型(10系)、初代の後期型(11系)、2代目(20系)、3代目現行(30系)の4種類と思いま
2010.4.25
- 総評
- クラシック・プリウス
現在購入可能なプリウスは、初代の初期型(10系)、初代の後期型(11系)、2代目(20系)、3代目現行(30系)の4種類と思いますが、転勤して片道約60kmの長距離通勤になったため、乗り心地と燃費、内装のデザインを第1条件に車探しをしましたところ、乗り心地が一番いいのはセダンタイプ、燃費が一番いいのはプリウス、内装デザインの好みは初代ということになり11系を先日購入しました。おしゃれな外観の10系については、上り坂での登坂能力が比較的弱いことから11系を選択しました。乗り心地と静粛性は以前使用していたプログレとほぼ互角です。サスのあたりが硬くもなく柔らかくもなくというところです。静かさでなく、静けさという観点ならプログレよりもプリウス初代が勝っています。ある意味プログレは枯れた車でしたが、こちら初代は本気で枯れています。満タン法での実燃費は約22km/Lです。排気量が1500㏄のため、力強くはありませんが、日常の使用においては困りません。走る、曲がる、止まる、の基本性能は安定しています。内装はシンプルなデザインの良さがあり、フランス車のそれに勝るとも劣らずと思います。内装の色は地味という書き込みもございますが、よーく見て下さい。かなり上品な色合いです。ちなみにプログレの乗り換えに勧められた「SAI」ですが、室内がプログレより狭く圧迫感が後席頭上、運転席周り等にあることと、実燃費が17km/Lでしたのでスルーしました。
この当時のトヨタ車は好きですね。外観のデザインは優しく、威張り、威圧感や驕りがなく、一歩控え目だけれども物はしっかりしていて、あくまで使用する人に使われる道具という感がありました。内装を見ても、トヨタのエンブレムのように楕円形がモチーフで、初代ヴィッツやファンカーゴと共通する楕円形がモチーフの初代プリウスの内装は、当時はそうは感じませんでしたが、今は現行の様々な車と見比べるといい感じがします。
- 満足している点
- まず燃費です。モニターで今のところ23.9km/Lとなっています。長距離通勤がほとんどという使用の仕方なので。
乗り心地はいいですね。マルチリンクでもなく、エアサスでもなく普通のサスなのに。約1時間30分の通勤ですが、疲れが比較的少ないです。タイヤが細く165なので、安易にハンドルを切るとハンドルを取られるので、安全な運転をしていればの話ですが。
内装のスイッチの配置、デザインは秀逸です。シンプルで使いやすい。ボリュームのつまみが小さいですが、全体とのバランスでみればちょうどいい感じです。オーディオは音質が良いことは必然ですが、目に見える部分であるその装置は控えめなほうがかえって品が良いと思います。
装備も満足しています。ナビ、テレビ、CDチェンジャー、オートクルーズ、オートエアコン、前後障害物警告機能、レザーハンドル、日常の使用にこれ以上はいらないでしょう。
ボディのコンパクトさ。現行プリウスが近所に止まっていまして、隣にマークXが並んでいました。大きさを見比べたら、マークXがカローラに見えました。車格からすれば、マークXの方が数段上、しかしこれではマークXの所有者は何とも言い難いのでは。現行プリウスかなり威張りがありますが、クラウンなどのユーザーからは反感を買いそうです。そういうことも考えて現行はスルーしました。何年か過ぎればいいと感じるかもしれませんが。
リヤドアのガラスのデザイン。何とも表現しがたいですが、イタ車のふんいきがします。リヤガラスは平板で、クラシックな感じが出ています。
- 不満な点
- 特に感じません。外装のデザインで、ぱっと見20系や30系、現行インサイト格好がいいと感じますが、これらはやはりハッチバックなので、初代のセダンがやっぱり自分にはしっくりきます。
もう少し車高が高ければいいとも思いますが、そうすると安定感が減るので、コインの裏表のようなものです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験