トヨタ プリウス 「新型プリウスはいいぞ！」のユーザーレビュー

新型プリウスはいいぞ！

2016.3.6

総評

　本当に走りの良さが先代のモデルと比べて劇的に変化して驚きました。久しぶりに日本車で、ここまで走っていて楽しくて快適な車はありませんでした。これなら、ゴルフ７といい勝負ができるぐらいになったと思います。むしろ、経済的なことを考えるとプリウスですが、先代には無かった「走る喜び」を大いに体感できる商品力をプラスできたことを踏まえるとゴルフ７はちょっと危ういと思えます。
　
　さらなる、ブランド力が増したと４代目のプリウスは言えるでしょう。

満足している点

　全体的な乗り味がドイツ車にほぼ近づいたこと。他社の車で例えるとゴルフ６のトレンドラインを越えるぐらいの走りの良さです。乗り心地もどのような地面の状態でも快適でワインディングロードを走る時も軽快に加速していきスポーティーに走行ができる。日本車で乗り心地とスポーティーさを両立させている車はかなり少ないと思います。

　とにかく、走っていて面白い！

不満な点

　プリウスはとても売れているので、所有欲がまるっきりわかないこと。目立たない。
重箱の隅をつつくようだけれど、それぐらいしか悪いことが思いつかない。

デザイン

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走行性能

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　加速力は先代のモデルより良くなりました。特にＣＶＴに加速のもたつきやもっさり感がほぼ感じられず、グイグイ加速していくのはＶＷのゴルフの加速感に似ていると思いました。
　操作性は先代とあまり車体の大きさに違和感は感じないと思います。後、リアガラスの見やすさが少し良くなりました。

乗り心地

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　乗り心地が先代のモデルとまったく変わった点だと思います。ドイツ車を意識した足回りに仕上がっていました。地面の凹凸を乗り越えるときも「ズシン」と車体に伝わっていたのが「タン」と軽く伝わるようになりました。車体の剛性力が明らかに違って良くなっているのがわかりました。
　足回りも先代のモデルだと急カーブを曲がろうとすると遠心力で車体が外側になんとなくもっていかれそう感じと傾いているような柔らかさを感じました。しかし、今回のプリウスはまったくそういうことがなく、むしろ余裕を感じられるぐらい急カーブを速い速度で通過しても車体が傾くような感じがせず、さらにアクセルを踏んでいける余裕を感じました。
　それでいて、乗り心地もコンフォートでストレスを一切感じませんでした。

積載性

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　物を積んで走っていないのでわかりませんが、先代のモデルとさほど広さは変わらず、
といったところだと思います。ただし、底は深くないので、家具を載せるときは気をつけたほうがいいです。

燃費

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　今回は一般道、峠道、高速道路を走り、途中渋滞にありました。燃費を一切意識しないでアクセルペダルを雑に踏みまくって走りました。
　１リッター当たり２２．４ｋｍでした。

価格

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故障経験

　特になし。