トヨタ プリウス 「納車後3週間1200キロのレポートです。」のユーザーレビュー

納車後3週間1200キロのレポートです。

2016.2.22

総評

色々と書きましたが総評としては満足です。
先ほど述べた不満点も比べるものを知らなければ気になら無い項目かもしれません。（私は外車に劣っているので大変不満ですが 笑）その気になれば叩き出せる燃費は流石です。
ただ、やっぱり走りが面白いかと言われればその手の類の車では無いと思いますし相変わらず気持ちよく無い回転フィールなんか、回した時に感じる音の部分はダメダメです。ハンドリングは通常レベルでは本当によくなったと思います。
日本の宝なので、もっとエンジンフィールに磨きをかけてもらいたいと期待します。

満足している点

乗り味、燃費コスト、見慣れれば悪くないデザイン、遮音性など。
あとブレーキタッチは本当に自然になりました。

不満な点

ACCは期待していた使い勝手には届いておりません。これはBMWやメルセデスなどのヨーロッパ車の方がやはり一日の長を感じます。
メーカーは【自動車専用道路などでお使いください】とスイッチを入れればサブディスプレイに表示されるように高速道路での使用を考えています。
しかし一般道でも交通の流れの良い、歩行者が飛び出してきそうに無い所では十分に運転のサポートのアイテムとして使用したい装備だと思います。
所有のBMWですと例えば自分の直近前方、つまりミリ波レーダーが捉えている追従車両が交差点や、コンビニのガレージに左折などでいなくなったとします。
その際は当然スピードは徐行に近いスピードまで落ちます。
そして追従車両がいなくなる頃にはその前を走っていた車は遥か先に行ってますので追従する車が無いという事で設定していたスピードまで再加速してクルーズ状態に復帰します。
しかしプリウスの場合は速度が40キロ未満で先行者を認識していない状態ではクルーズが、キャンセルになります。
これには驚きました。日本だけの設定でしょうか？ヨーロッパでこのままの制御なら使い物にならないと思います。
国産車の考え方、もしくはお役所の顔色を見てる？
私まだアイサイトには試乗経験が無いため近々試してこようと思います。
あとヘッドアップディスプレイも内容が本当に残念でした。
基本的にスピードとアクセル開度のグラフ表示のみでディーラーオプションの9インチナビを付けましたので簡易の矢印なんかは割り込み画面に出てきますがこれもお粗末な内容です。
先に述べたACCを使用時に一番気になる事は
①「自車は前の車両を認識できているかどうか？」
②「クルーズの設定速度は何キロに設定しているか？」
特に①に関してはとても重要です。サブディスプレイをそれが表示されるページに固定していれば見れない事は無いですがこれこそ視線移動が少ないヘッドアップの情報に加えるべきです。
私は外車かぶれではありませんのでそこをご理解いただきたいのですが、BMWのヘッドアップは本当に素晴らしく先ほど述べた2項目が常に煩雑にならない様な絶妙な配置で浮かび上がっています。
ナビの道案内も遥かに繊細で交差点名まで大きな字でしっかりと表示されます。
ステアリングリモコンの曲選択のダイヤルを回せば曲名も再生中の曲と前後の合計3曲表示、テレビやラジオの場合も放送局名が同じく前後を含めて3局分、ダイヤルを回せばもちろんスクロールもします。
開発者は他車を徹底的に研究していると思いたいのですが遥かに届いていません。
改良、改善をどんどんして欲しいと思います。
追記
サイドブレーキが今の時代のグローバルカーなのに足踏みとは‥CX5もマイナーチェンジで変わりました。トヨタの考えは？
シートヒータースイッチの位置はありえ無いです。おもてなしの装備ですから助手席に座られる方のためにドライバーが前もってスイッチを入れてあげたいのにあの位置は無いです。
またスイッチもタイマー式では無い為さらに厄介です。

デザイン

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走行性能

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車道楽でお金はありませんが複数台所有しておりますので色々と他車オーナーとしての比較を交えながら良い所、悪い所をレポートさせていただきます。
さらに私は外車かぶれではございませんのでご理解の程をよろしくお願いします。
30型に4年ほど乗り2年ぶりのプリウスですがパワー感が格段に増したとは正直感じません。しかしバッテリーでのEV走行のスピードレンジが100キロあたりでも条件によれば可能ですので進化は感じます。またバッテリーの回復が本当に早くこれは後でも述べますが燃費にはかなり貢献しております。
乗り心地は数段アップですね。シートも良くできておりゴルフにも使用しましたが疲れるようなことはございませんでした。
ハンドリングも30型にあった合法的な範囲内での高速走行でのステアリングの切り返しでも【ふわっ】と抜けたような気持ち悪さはなくしっかりとしております。

乗り心地

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ドイツ車的ではないですけどこれはこれでいいと思います。
きちっとロールさせており不安感はございません。
30型ではツーリングではないSタイプでしたがちょっとした道路の継ぎ目で［バタ、バタ］と高い空気圧のタイヤの不快感と不安感がございました。半年ほどでインチアップしてみましたがグリップはさすがに良くなりましたが乗り心地の基本は変わりませんでした。今回のシャシーは本当にいいです。

積載性

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ゴルフバック4つがうたい文句ですが男性が通常使用される大きさのゴルフバックでしたら3つならある程度は余裕とは言いませんが大丈夫です。ドライバーを、抜いてバック4つを並べてその上に4人分のドライバーを並べれば大丈夫だと思います。
バンパーレベルから一段落ち、シートバックを、倒した時に段差はありますが、それでも使い勝手は十分だと思います。

燃費

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これは本心では全く期待していませんでした。この場合の期待とは30型からの飛躍的な向上はカタログ値だけだろうと思っていたという事です。
プリウスはご存知の通りアクセルワークでビックリするくらい燃費が変わる車ですが、以前所有していた頃の乗り方である程度燃費を気にしながら、それでも周りの迷惑にならない程度の走行で自動車専用道路を、時速85キロで20キロほど制限速度50キロの一般道を25キロの、合計45キロの走行でメーター読みリッター31.5キロでした。大阪の道路環境で自動車道路はアップダウンが半々ぐらいの山道ですので信号の多い大阪の一般道を含めればかなりの高燃費です。さらにこの日は寒い夜の小雨でした。ツーリングではシートヒーターがありますのでエアコンは使用しておりませんがそれでもなかなかです。BMWの523dツーリングの2000㏄ターボのクリーディーゼルも所有していますがガソリン価格が安い今ではさすがに超燃費運転対決をしたら燃費コストでは勝てないですね。

価格

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故障経験

無し