トヨタ プリウス 「初代プリウス」のユーザーレビュー

初代プリウス

2015.8.3

総評

色々ありますが、それでも日本車として世界の自動車史上に最もインパクトを与えた存在であり、歴史的名車であろうと思います。

満足している点

ほぼ世界初の量産ハイブリッドカーということで、良くも悪くもそれまで乗ってきたクルマとの違いが大きく、それ自体が楽しい体験でした。燃費の良さを目当てに買ったわけではありませんが、それも当然良かった点の一つではあります。

不満な点

とにかく内装のデザイン、素材感がプラスティッキーで安っぽかったのには閉口しました。手放した最大の理由はそこかも。バッテリーなどで重くなった分、そういうとこで重い部材を使うわけにはいかなかったのでしょうが、それにしてもデザインは野暮ったかったです。

デザイン

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走行性能

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山道の登りでは割としょっちゅう亀マークが出て、どうしようもなく非力になってしまうことがありましたが、バッテリーが生きていれば、通常の発進時はモーターのトルク感で意外と力強く発進します。その代わり高速側の伸びはまったくありません。街乗り＆高速巡航には何も問題ありませんでした。

初代はボヂィサイズがカローラ並みとかなりコンパクトなクルマだったので、取り回しはしやすかったと思います。重いバッテリーを背負っているので軽快感はあまりありませんでしたが、その分サイズに似合わぬどっしりと落ち着いた感じの操縦性だったように思います。

回生ブレーキとの協調がイマイチなカックンブレーキは良く言われますが、よく効くことには間違いはなく、そこは不満には感じませんでした。

乗り心地

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フニャフニャとまではいきませんが、山道を飛ばそうとは決して思わない感じ。直進性や安定感については重さが良い方向に働いていたと思います。

ただ、後部座席の背後にバッテリーがあるせいで、後部座席が熱くなる（火傷したりとか発火したりとかを心配するレベルではない）ことがあって、夏場そういう状態になると、かなり不快でした。

積載性

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バッテリーの位置（後部座席の背後）のせいでトランクスルー機構がなかったのは残念ですが、トランクの容量そのものは極端に狭くなっていたわけではなく、結構荷物は詰め、困ったことはありませんでした。室内空間の広さは、見た目のサイズからは広くは感じましたが、絶対的にはちょっと窮屈だったように思います。

燃費

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あまり燃費走行を意識しなくても、普通に20Km/L切るくらいで走ってました。ストップ＆ゴーで回生が効く街中の方が燃費良かった印象。

価格

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故障経験

心配していたバッテリーやハイブリッドシステムの故障などもなく、大きなトラブルは経験しませんでした。