トヨタ プリウス 「COX ボディダンパー(setting by D'TEC)搭載車を試乗。 Dらーさんの営業の方から、このCOX ボディダンパー(setting 」のユーザーレビュー

COX ボディダンパー(setting by D'TEC)搭載車を試乗。 Dらーさんの営業の方から、このCOX ボディダンパー(setting

2011.1.12

総評

COX ボディダンパー(setting by D'TEC)搭載車を試乗。

Dらーさんの営業の方から、このCOX ボディダンパー(setting by D'TEC)をいまPRIUSに積極的に販促中なので、試乗車で試してみませんか？と勧められ、早速試乗させて頂きました。

PRIUSはセダンと言うよりワンボックスに属する様なボディデザインなので、例えば室内やエンジンルーム、アンダーフロアへ剛構造の補強ビームを施す事はボディ全体の強度を上げるには有効な手段と考えます。

実際に試乗に出まして、街中の乗り味については違いがあまり判り難いのですが、鋭角コーナーに速めに進入してみたところ、ターンインの際ステアリング操作に鼻先が従順に切れ込み、緩慢さが解消されている様に感じました。コーナー終焉で脱出方向を決めステアリングを戻す際も、操作を止めたらググっと足もぶれずに止まる感覚を得ました。

COX ボディダンパー(setting by D'TEC)は、宣伝文句の通り、一般ユーザーがサーキットなどでは無く日常の街中で確かに効果を感じ取れるアフターパーツだと思います。

満足している点

一般的にモノコックボディのクルマのボディは、お寺の釣鐘と似た構造を有しています。一旦振動が発生すると、その後暫くの間は釣鐘の様に共振が続きます。アンダーフロアへ補強ビームを施す方法は、これを揺れる前から剛構造によって抑制する設計ですが、ボディダンパーは揺れが生じた時にそのダンピング構造によって吸収し反力方向の振れを止めるという考え方で設計されています。

試乗した3代目PRIUSを、普通より負荷を掛けて180度ヘアピンで試したところ、より軽量でハードサスペンションを履いたクルマであるかの様な、キュキュと小気味良い感触が得られました。特にコーナー脱出の際はパっと方向が決まります。

ボディダンパー以外で気が付いた点は、以前代車として借り受け試乗レポートを投稿した初代PRIUSに見られた、あのカックンブレーキ現象が、かなり解消されていた事です。まだ幾らかブレーキングの終焉部分でシューっと制動力が強まる傾向が残っているのですが、暫くブレーキペダルの踏み加減をあれこれ探るうちにだんだん慣れて来たので、これなら大丈夫でしょう。

不満な点

内装シートは、初代PRIUS程では無いですが、やはり乗っているうちに疲れそうです。あれは、環境タイヤのせいなんかじゃ無いと思います。これだけ驚異的な販売実績を誇るPRIUSですから、トヨタさんにはそろそろこの乗り心地については考え方を変えて欲しいと思います。

クルマを使う時に必ず座って使用するシートは、コストダウンを追い求めてはいけません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験