トヨタ プレミオ 「無味乾燥 『無味乾燥』と言う言葉が、この車を表す上で言い得て妙な単語である。 この車とは、代車として数日間の付き合いだった。 私自身、かつてコロナやカ」のユーザーレビュー

無味乾燥 『無味乾燥』と言う言葉が、この車を表す上で言い得て妙な単語である。 この車とは、代車として数日間の付き合いだった。 私自身、かつてコロナやカ

2010.1.18

総評

無味乾燥
『無味乾燥』と言う言葉が、この車を表す上で言い得て妙な単語である。
この車とは、代車として数日間の付き合いだった。
私自身、かつてコロナやカリーナを所有していた事もあり、その後継である本車には以前から関心があった。
それゆえ、楽しみにしていた。
（ちなみに私の車歴は、S63年コロナ → H1年カリーナ → H2年スプリンター → H14年 ６代目アコード(1.8VTE) → H18年 ７代目アコード(Euro-R)であり、自他共に認めるセダン好きである。）
しかし、運転してみると・・・・
20kmの運転で飽きてしまい、50kmの運転でイラつき＆ムカついてきて、80kmの運転で海に沈めたくなった。
よくもここまで面白くない車に仕上げた物だと、呆れて果ててしまった。
その原因は、おそらく、ステアリングやシートを通して伝わって来るはずのドライビング インフォメーションが、皆無だからであろう。
フワフワの足は、地に足が付いていない浮いた感じがして気持ち悪く、そのインフォメーションの無さはイラつきを与えてくれる。
この車で、高速合流した時の話である。
フルスロットルで加速し、本線に合流。
そこで「100km/h位かな？」とスピードメーターに目をやれば、なんと！140km/H！
しかし、車から伝わるインフォメーションは、とてもそんなスピードを伝えていない。
その後、100km/Hで巡航したが、フワフワの浮いた感じのドライビングフィールのままであった。
この車を求める層には、このフニャフニャの足が生み出すフワフワが、「乗り心地が良い」となるのであろう。
しかし、車体を通じて路面状況をドライバーに伝える事は、安全を確保する上で重要である。
メーカーには、客に迎合するだけでなく、重要な事は守る事を期待したい。
今や、各メーカーが国内のセダン市場を見捨て、セダンは欧米に合わせ大きくなる一方である。
セダン好きとしては、国内事情を無視した取り回しの悪いメタボなセダンばかりとなるのは、残念である。
そういう意味で、国内市場を見て５ナンバーセダンを出してくれる、トヨタに期待するところがある。
ぜひ、今後の展開に期待したい。

満足している点

・今や貴重な、５ナンバーセダンである
・1.8のエンジンは、必要十分な性能である
・タイヤ等を含め、ランニングコストは安く維持できる

不満な点

・フニャ足のフワフワ感
・運転する楽しみを求める車でない事は理解するが、それにしても酷すぎるドライビングフィール
現社長は、「ワクワクする車」を今後展開すると言っている。
是非、この５ナンバーセダンにも、ワクワク感を期待したい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験