トヨタ パッソ 「レンタカーで借りていた間１３００ｃｃと思...」のユーザーレビュー

レンタカーで借りていた間１３００ｃｃと思...

2007.10.9

総評

レンタカーで借りていた間１３００ｃｃと思い込み、トヨタもひどい車を作るなあと言っていたのですが、後で１０００ｃｃと分かり、大いに評価がアップした次第です。毎年秋にレンタカーで地方を数百キロ走る機会があるので今年はフィットかスイフトを希望していたのですが、当レポートで賛否両論のこの車が当たってしまいました。全体的には軽とコンパクトの中間という印象ながら、長距離走行も含めちゃんとした用途に十分堪える車で、オリジナルメーカーであるダイハツのプライドとヤル気が伝わって来ました。割り切りも見事で個性もある方だと思います。但し普段乗っているフィアット・プント（１．２－ＣＶＴ）とは比べ様も無く、１クラス下とは言え運転していて遂に一度も楽しいと思えませんでした。これがママ用の街乗り車と考えた時、パッソに不足するものは何一つ無いと言えます（強いて言えばサイド＆カーテンエアバッグくらい）。細かいことですがプントのオートロックは運転席・助手席いずれかのドアノブを室内から引いただけで全て解除されるのですが、これに慣れるといちいち運転席側でボタン操作しなければならない日本式の親切オートロックが不便で子供っぽく感じます（これもパッソの様に子供を乗せるママ車ならＯＫ）。とにかく１リッターエンジンでこれだけ走れて装備も十分な車を百万ちょっとで売れる日本の底力を改めて痛感させてもらいました。

満足している点

踏ん張った感じのリヤビューが可愛さだけに走らない垢抜けた大人のデザイン、フルタイム四駆でも燃費が良い、３気筒でも６０ｋｍ前後の低速平地走行ではＤＯＨＣサウンドさえ聞こえる、追い抜きも出来なくはない加速力、長めのホイールベースで乗り心地はまずまず、シート座面は固めだが腰を上手くサポートして腰痛にならない、サスペンションもそこそこ追従性が良い、乗り心地も悪くない、長距離でもさほど疲れない（旧型プラッツより数段優秀）、前席中央の大きなトレイにバッグ置けて便利、安いのにフル装備、日本車には珍しくカタログ値より実馬力・トルク感が勝る、リヤシートが広い。

不満な点

以下多数の不満点も安価なリッターカーと思えばすべて帳消しですが・・・ドアを閉めた音が昔の車の様にバゴーンという、内装から絶えずビビリ音だ出る、駆動系が唸る（走行４万キロ強、四駆だからかも）、加速時のエンジン騒音がひどい、センター付近の操舵感がフニャフニャ、スイッチ＆レバーの操作感もフニャフニャ、意外と小回りが利かない、坂道でパワーが無し（但し３速に落とせば概ね解決）、ＡＴがやたらオーバードライブに入りたがる、腰高なのでカーブでグラッと来る、ペダル式パーキングブレーキが使い難い（靴先が引っ掛かって痛む、女性が足で操作する姿を想像すると格好悪い）、コラム式ＡＴレバー使い難い、電卓の様な液晶メーターが見難い、荷室が少し狭い、インテリアはオシャレ度ゼロ、安さ・燃費・気軽さが持ち味ゆえ１．３Ｌの上級グレードは買う価値無し。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験