ヴィッツとの比較
北海道へ小旅行の折、レンタカーとして3日間乗った感想です。
ヴィッツ(1,0F)を所有していますのでその比較でレヴューします。
2009.4.15
- 総評
- ヴィッツとの比較
北海道へ小旅行の折、レンタカーとして3日間乗った感想です。
ヴィッツ(1,0F)を所有していますのでその比較でレヴューします。
- 満足している点
- ○ATとCVT
パッソはAT、ヴィッツはCVT。
普段乗りなれているとはいえ、ヴィッツのCVTは、特に発進時や加速時に、非常に気を遣う。
ちょっと油断すると回転数が必要以上に上がってしまい燃費が悪くなってしまうので。
その点パッソはATで、MTほどのダイレクト感はないにしても、ATなりの伝わり感があり、
アクセルの開度に応じた回転数で、神経質なアクセル操作の必要はなかった。
パッソのATに軍配♪
○燃費
パッソ…高速と一般道半々でリッターあたり17キロ。
ヴィッツ…普段乗りの平均燃費はリッターあたり13キロ。
条件が違うので単純比較はできないが、ヴィッツはカタログ値ほど燃費が良くないのは事実。
なので、これもパッソに軍配♪
○荷室
5名乗車。
家族4人分の大型トランクと、自分の母の小さめのトランク、お土産とショルダーバッグが
軽々と収まった。
自宅近くの空港に預けていたヴィッツに乗せ換えても同じように積めたので、
これに関しては引き分け。
両車とも、コンパクトカーとしてのパッケージングの優秀さを証明。
- 不満な点
- ▲高速道路での挙動
パッソは横風に弱い。
高速道路で100キロ以内で巡航中はさほど気にならなかったが、
100キロを超える速度で走ると、ハンドルがとられてまっすぐ走るのに一苦労といった感じ。
ヴィッツではそんなことはないので、これはヴィッツに軍配。
レンタカーは走行22,000キロ。ヴィッツは6,000キロ。
でも20,000キロ超えたぐらいでそんな不具合は起こらないでしょ?
▲騒音の大きさ
高速道路走行時のエンジン音、タイヤノイズの大きさには辟易した。
スタッドレスタイヤを履いていたことを考慮しても、うるさかった!
車内での会話は、声を張り上げないといけなかった。
レンタカーだからエンジンにガタが来るのが早い?
▲乗り心地
ヴィッツの方がソフトな印象。
パッソはザラザラ感が強い。
▲ドアの形状
パッソはフロントドアを開けたとき、上部が外に付き出している形状。
つまり、足の部分より顔の部分の方がドアとの距離が近い。
そのおかげで、ドアを開けて乗り込もうとした時、眼の下をドアの上部の角にぶつけた。
試合後のボクサーみたいに眼の下が切れた上に、周囲は内出血し、
1週間以上恥ずかしい思いをした。
自分の不注意とはいえ、そういう場面もあり得るということを考慮したデザインを。
ヴィッツだけではなく、他にいろんな車に乗ったがクルマに乗っているが、
一度もそんな経験はない…(痛)笑
▲ウインカーを出した時の音の出どころ
助手席のドアの方から聞こえてくる!
こんな車は自分は初めて。
細かいことでも、意外と気になった。
▲ATのシフトレバー
遊園地の乗り物についているような安物感。
これはないでしょう…
でも、珍し感はある(笑)
で、結局ヴィッツとパッソの比較は…
ATの使いやすさはヴィッツより優っているが、
騒音やふらつき感他、上記短所を含めると
総合的にはヴィッツの方が良い車だと思った。
内装の質感もヴィッツの勝ち。
パッソを購入するとしたら、よほどパッソのエクステリアが気に入らないと…。
ヴィッツより値引きが良かったとか、営業の方との相性が良かったとか、
クルマ以外の理由も判断基準になるかも。
売れている車にはそれなりの理由があるような気がしました。
- デザイン
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- 走行性能
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