約1年経過
※車種・グレードは初代パッソKGC10 1.0Xイロドリ(2WD)です。
新車購入して約1年経ちました。サンデードライバーで走行距離は約6
2010.11.22
- 総評
- 約1年経過
※車種・グレードは初代パッソKGC10 1.0Xイロドリ(2WD)です。
新車購入して約1年経ちました。サンデードライバーで走行距離は約6,700kmと少ないですが、1年乗ってみての感想を書きます。
まず最大の出来事は足回りを替えたことです。パッソ標準グレードのふわふわサスには購入時点で不安があり、Racy用リヤスタビライザーの追加でしのいでいました。納車当初はそこそこ安定感があったのですが、5,000kmを越えたあたりからダンパーがなじんで柔らかくなったらしく、常に四隅がユサユサ揺れながら走っている、と感じる様になりました。一度気になりだすと頭から離れずどうしたものかと思っているうちに、家族も普通に乗ってて車酔いする、とか言い出したので足回り強化を決意。TRDのサスペンションセットに交換しました。また足回りとバランスを取るべくタイヤも175/70R13に入れ替えました。費用はかかりましたが走行安定性は大きく向上し、乗り心地も損なわれず、車検対応も問題無しと効果テキメンでした。
私にとっての唯一最大の不満点を消したことで、パッソに対して他に何ら大きな不満は無い、ということも改めて確認できました。全体に安っぽいが必要十分の装備。取り回しの良い軽量コンパクトボディ。室内が広く感じる優れたパッケージング。非力なりによく走るリッターエンジン。燃費良くCO2排出量小さくエコノミーかつエコロジー。初物トラブルの心配が少ない枯れたメカニズム。乗りつぶす前提ならば抜群のコストパフォーマンス。などです。
もとより遠乗りに適したクルマではありませんが、親子3人で1泊2日・片道200km程度ならば手荷物含めて何とかなりました。旅先の市街地や山中でか細い道に迷い込んだ時にも、パッソの良さを実感しました。
- 満足している点
- ■全体に安っぽいが必要十分の装備。
→ロングクッションモード、助手席シートアンダートレイ、ラゲージルームランプなど、ちょこっと気が利いた装備が好感触。
■取り回しの良い軽量コンパクトボディ。
→足回り強化したら、軽量ボディの良さが際立つようになりました。絶対的には遅くても、キビキビ走れて運転が楽しいです。
■室内が広く感じる優れたパッケージング。
■非力なりによく走るリッターエンジン。
■燃費良くCO2排出量小さくエコノミーかつエコロジー。
→これまでの平均燃費は14.5km/L(満タン法)。街乗り4割、郊外路4割、遠乗り2割。給油1回あたりの最高値は20.9km/L(高速巡航)、最低値は11.0km/L(街乗り+冷房)。
■初物トラブルの心配が少ない枯れたメカニズム。
■乗りつぶす前提ならば抜群のコストパフォーマンス。
→車両本体価格100万円+足回り強化費約15万円かけても、まだ軽の上級グレードより安い。
- 不満な点
- ※納車直後に感じた短所について、1年後の状況です。
■エンジンはエアコン使用時や登坂時には力不足を感じる。
→足回り強化でアクセル踏むことに不安が無くなり、中回転域以上を積極的に使うことで対処しています。
■4ATは少々アクセル踏んだだけではキックダウンしない。登坂でどんどんスピード落ちる。
→上に同じ。
■3気筒独特のエンジン音や振動は、回すと少々気にさわる。
→エンジン音は直せませんが、まあ慣れました。
■ロードノイズも大きいが、安物タイヤが主因か。
→タイヤ交換で改善しました。やはり純正タイヤ(FALKEN SINCERA SN535 155/80R13)は相当な安物でした。
■足回りはいくらなんでも柔らか過ぎる。
→バネ・ダンパーを、カローラ店でTRDスポルティーボ サスペンションセットに交換。(工賃込み約10万円)
タイヤを、タイヤショップでダンロップ エナセーブEC202 175/70R13と13インチ5J inset36のアルミホイールに交換。(ナット代、工賃、廃棄料込み約5万円)
以上で解決しました。
なお、TRDサスを入れると25mmほどローダウンしますが実用面での問題は無いようです。タイヤは幅を拡げましたがエコタイヤが効いたのか燃費悪化せず、むしろ発進加速が良くなったように感じます。
■ブレーキの効きが甘い。
→ブレーキパッドの当たりが付いたのか、5,000kmを越えたあたりから初期制動力が改善してきました。それでも絶対的な制動力には欠けるので、純正パッドが減ったら社外品に交換するつもりです。
■タコメーターが無い。
→社外品のpivot PROGAUGE60を追加して解決しました。私の運転ですと、下道での発進加速時に3,000~3,500rpm、高速道路の加速車線で4,000~4,500rpmあたりまで使うことが目視できました。実際、この位エンジン回さないと周囲の流れに乗れません。
- デザイン
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- 走行性能
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- 燃費
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- 価格
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