トヨタ パッソ 「ヨーロッパで技術賞を獲得した優秀なNAエンジンとは言え、所詮１リッターですし車両価格も100万円ですから、200～300万円以上の高級車と同列に批評」のユーザーレビュー

ヨーロッパで技術賞を獲得した優秀なNAエンジンとは言え、所詮１リッターですし車両価格も100万円ですから、200～300万円以上の高級車と同列に批評

2012.10.10

総評

ヨーロッパで技術賞を獲得した優秀なNAエンジンとは言え、所詮１リッターですし車両価格も100万円ですから、200～300万円以上の高級車と同列に批評するのは無意味です。パッソは想定された使用環境を考えれば、この排気量・価格帯の車としてはとても良くできた車だと思います。
　あまりストレスを感じない走行感を求めるなら1.3リッター車を選択するべきだと思いますし、市街地での実用燃費も1.3リッターの方が良いようです。
　私が購入した1リッターパッソは、1.3Racy用純正の前後スタビライザー、オプション設定のTRDスポールティボサスペンションセット、これもオプションの175/65/R14のタイヤ・ホイールセットを装着することで走行性能が大きく改善されました。
　全体のフォルムが「チョロQ」っぽくて可愛いし、燃費を気にしなければかなり積極的な走行もできますので十分に満足できる車です。

満足している点

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不満な点

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デザイン

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埃汚れが目立たないシャンパンゴールドメタリックの塗色を選んで正解でした。内装はプラスチックが多用されていますが、価格とのトレードオフと割り切れば不満はありません。

走行性能

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1,000ccパッソは燃費向上のためかＡＴのシフトアップタイミングが早めであり、キックダウンも上り坂の低速域では発生させ難いので注意が必要ですが、オーバードライブのON/OFFボタンとD・２レンジを適宜使い分ければ結構きびきび走ります。高速道路では80km/hあたりから上でトルクに乗った走行ができます。
　また、前後共にスタビライザーがないため、ロールは大きいですがサスペンションが粘りますので、コーナーを攻めるような走りをしない限り転倒などの心配はありません。
　加えてパワステが速度感応式ではないためどの速度域でも操舵感が軽く、肩に力が入ってくると真っ直ぐ走らせることが難しくなり走行ラインがふらつくようになります。
　これらは、タイヤ幅の広いものへの換装、前後スタビライザー（1.3Racy用）の装着、TRDサスペンションセット装着、特にフロントスタビライザーの装着でロールは激減します

乗り心地

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素の状態ではサスペンションが柔らかくロールが大きい割に、車重が軽いせいか路面の凹凸で車体が跳ねます。
　また、前席ベンチシート設定車にしましたので、助手席側から乗降する際や荷物を気軽に傍らに置いておけるので便利ですが、運転席としてのホールド性などは良くありません。深く腰掛けるきちんとした運転姿勢を取らないと近距離でも腰が痛くなります。
　なお、アイドリング回転でもクリープが強いためブレーキペダルから足を離してはいけません。

積載性

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燃費

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価格

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故障経験