トヨタ MR-S 「街なかでも軽快なハンドリングを味わえる、...」のユーザーレビュー

街なかでも軽快なハンドリングを味わえる、...

2004.10.23

総評

街なかでも軽快なハンドリングを味わえる、楽しい車です。こんな車が200万円で買えるなんて信じられません。Boxterも検討しましたが、MR-Sに手を加えて楽しんだ方がいいと思って購入しました。適度なパワーのエンジンなので、中高回転域を楽しむことも可能で、スピードをそれほど出さなくとも十分楽しい車です。ハンドリングはFRとは全く別世界ですが、Boxterとも違う、安全な中に軽快で大胆な要素も含んだ実に気持ちのいいものです。もちろん100％の満足ではありませんが、価格よりはるかに上の満足感は得られますし、国産車にこれだけいい車があったとは驚きでした。ただし積載能力や乗り降りの不便さを考えると万人向けではありません。そこがやはりスポーツカーなのでしょう。他人に十分推薦できますが、推薦する人を選びますね。それにあまり街なかに増えて欲しくないです。

満足している点

車重の軽さと適度なエンジンパワー、マイナーチェンジで強化されたボディ剛性、それにハードトップをつけているため、オープンカーとしてではなくMRのスポーツカーとして乗っていて、非常に楽しく大変満足しています。セカンドカーとしての所有なので、積載能力などにも不満はありません。逆に荷物が積めないので、ファーストカー（セダン）との棲み分けがきっちりできます。内装は高級ではないですが、品質は非常に高く満足していますが、もっと簡素でもいい感じがします。サイドシルを厚くしてボディ剛性を稼ぐのは、MR2と違う手法ですが、スポーツカーに乗り込む儀式として、この乗り降りのし難さはいい感じです。

不満な点

マフラーを替えてあるのでエンジン音は豪快に車内に響きますが、それ以外にエンジンや駆動系の存在を感じる手段がありません。シフトレバーやステアリング、ABCペダルには振動が全く伝わらず、オーディオの音量を上げるとシフトのタイミングがつかみ難くなります。シートの後ろにトランクがありますが、そこへのアクセスはリクライニングレバーでシートを前に倒すのですが、そのたびにシートの角度が変わってしまいますし、シートの座面脇にあるレバーにアクセスするのも不便です。欧州車のようにダイヤル式角度調整で、肩の辺りにレバーがあるといいのですがね。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験