ランボルギーニやフェラーリなど、私が知っている限りのスーパーカーはほぼエンジンを後ろに積んでいるのですが、あれは何故でしょう？以前から気になっていたのでどなたか教えてくださるとありがたいです。

Answer 1

ミッドシップエンジンと言って運転席の後ろにエンジンを持ってくることにより前後タイヤにかかる荷重がほぼ同じとなり運転性能が良くなります。スポーツカーの理想とされています。

問題は運転席も殆どリクライニングもできず、トランクスペースも殆どないですから実用性は有りませんし、基本的には2座となります。

フロントにエンジンが無いので思いきり低く流麗なスタイルにもなり、空気抵抗も減らせます。

その為にフロントにも殆ど荷物スペースがない物が多いです。

スーパーカーだけではなく国産でも古くはトヨタのMR-2やMR-S昔の軽スポーツでビートやAZ-1と同じ形のキャラなども小さくても走りを楽しむためにミッドシップとしています。

開発中のホンダNS-XもS660もミッドシップになるようです。

ミッドシップの走りの楽しさを知ってしまうと、それ以外はスポーツカーとは思えなくなったりします。

背中からくるエンジンのサウンドを楽しみながら走るのはとても良いものです

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。

Answer 2

F1を意識しているからでしょうね。

フェラーリは今はFRも作っていますし、そしてGT選手権ではFRが大活躍です。

Answer 3

まず、車の重心となる位置に、重たいものを置くほど、旋回能力が高まります。
重心から離れた位置に重たいものを置くと、旋回能力が低くなります。
これは、同じ重さの、丸い石と、平べったい石を回したとき、丸い石の方が、小さい力で回すことができます。

で、車の中で、重たいものは、エンジンと人間です。

人間の前にエンジンを置いた場合、足があるので、どうしても人間とエンジンは離れてしまいます。
そうしますと、重たいものが、重心となる位置から離れてしまうので、旋回能力が低くなります。

人間の後ろにエンジンを置けば、重心近くに重たいエンジンと人間を配置できるので、旋回能力が高まります。

Answer 4

外見という点では
エンジンがミッドに積んであるので
ボンネットを低くできます。

ということは、車体全体も低くできますので
見た目がカッコイイ車になります。

ボンネットの高いスーパーカーってないでしょ・・・

Answer 5

後・・・まぁ「運転席の後ろ」のことでしょうが、あの搭載位置を「ミッドシップ」と言います。
運転席と後輪車軸の間にエンジンがあります。
日本車だと、すでに絶版になりましたがトヨタ・MR-S、トヨタ・MR2、マツダ・AZ-1（スズキ・キャラ）が該当します。
エンジン（とトランスミッション）は車の構成要素の中で一番重たいので、その重たいエンジンを前・後の車軸の間に乗せるのが、重量配分を最適化しやすく、タイヤのグリップを最大限に発揮させることができるので好都合なのです。F1等のレースカーもミッドシップエンジンです。

その代り、走行風が当たりにくいので、冷却システム（ラジエータに冷却水ホース等の取り回し、冷却ポンプの大きさなど）が複雑・大ぶりになるなど、ちょっと不利な点もあります。メンテナンスもややしにくいですね。
もっとも、あのような「スーパーカー」は、そういう不利さよりも速さを求めた車ですから、それでも問題ない。

本当の意味での後ろエンジン（リアエンジン）は、リアのトランク部分（後ろの車軸より後にエンジンがある）がエンジンルームになった車を指し、フォルクスワーゲン・ビートルとか、スバル・360、初代スバル・レックス、ポルシェ・911などが該当します。
また、「フロントミッドシップ」といって、運転席と前車軸の間にエンジンがある車種も少ないながらあります。BMWなどFRレイアウトながら、エンジンをギリギリまで運転席に近づけた車種もあります。いずれも「エンジンをなるべく車体中央に近づけて」いるわけですね。

Answer 6

スポーツカーはとにかくバランス命。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97

Answer 7

F-1などと同じく、運動性能を追求するとMR(ミドシップエンジン、リアドライブ)レイアウトに行きつきます。
ゆえにスーパースポーツを求められる車はMRレイアウトが多いですね。

ただし、フェラーリでもFRレイアウトの車があるように、MRでなければならない理由はありません。

Answer 8

ミッドシップエンジンと言い、エンジンを車の中心に配置することでコーナリング性能を高めることが出来ます。
スポーツカーとは、速度が出ることは勿論ですが、コーナリング性能が優れていなければ意味がありません。

走る・曲がる・止まるの全てにおいて優れるように作るためにエンジンを車の中心に取り付けます。