タクシー専用車として開発されたトヨタのジャパンタクシーを街で見かけるようになりましたが、このクルマは1500ccのＬＰＧエンジンとモーターとが組み合わされたハイブリッド車だそうです。

Question

トヨタには1500ccのハイブリッドエンジンではアクアなどに使用しているガソリンのものがあります。カタログ値だけをみるとパワーの差はほとんどなく、ジャパンタクシーよりもアクアのほうがかなり燃費は良いです。ガソリンとＬＰＧの値段を比べるとＬＰＧのほうが安いようですが、それでも燃費差からしたらガソリンエンジンのほうがお得にも思えます。タクシー専用として使用する場合にはＬＰＧにしたほうがよいとされる点を教えて下さい。耐久性や実際のパワーなどに差があるのでしょうか？

Answer 1

うちは普通車と軽LPG車に乗っています。

軽自動車での説明になりますがガソリン車とLPG車では燃費は同じくらいです。

ガソリンとLPGで燃料費の差額が現在は56円あります。

先月は1か月230L消費しましてガソリンとの燃料費の差額が概算で12880円でした。
1年で15万4560えん、10年で154万5600円の差額になります。

タクシーですと年間10万キロ走行して廃車まで約50万キロ～60万キロ走破しますので相当な差額になると思います。

ちなみにアクアとＪＰＮタクシーですと車格や用途が違いますし耐久性をあげてあるＪＰＮよりも寿命は短いので経費は掛かると思います。

クラウンコンフォートの約3倍の燃費のＪＰＮタクシーはオートスタンド泣かせかも知れません。

質問者からのお礼コメント

燃料費の差額がこれほど大きいとは知りませんでした。詳しいご回答をありがとうございました。

Answer 2

燃料費が安いこと、環境に優しいことなどが主な理由です。
ジャパンタクシーは車内の広さと色々な人達が乗りやすいようにあの形になっているため燃費を重視してないと思います。
自前のガススタンドを所有している会社も少なくないので考慮した結果だと思います。

Answer 3

ガソリン税と石油ガス税では比較にならないくらいガソリン税が高いです。
いわば節税商品です。

Answer 4

フォークリフトなんかは、レバー1つでLPGとガソリンが切り替えられますから、
大してさは無いかと・・・

Answer 5

ガソリンが燃費がいいのは当たり前です。
１Lあたりの熱量が全然違いますので。

そのうえで同じ熱量換算でもLPGのほうが燃料代として安いのです。
ですので、タクシー会社はLPG仕様のハイブリッド車を熱望し、このたび遂に完成、てなわけです。

Answer 6

LPGエンジンを採用しているのは、大手タクシー会社への配慮です。
クラウンコンフォートを採用する大手タクシー会社は、LPGエンジンモデルを主体として使ってきました。
昔はLPGの方ガソリンよりも高いコストパフォーマンスだったからです。
リーマンショック以降、ガソリン価格は跳ね上がりました。
LPGもかなり価格高騰し、LPGのメリットはかなり薄れています。
そのため、中小や個人のタクシーではプリウスをタクシー車両として採用しています。
大手タクシー会社は数社が共同でLPGスタンドを経営しています。
オイルメジャーはガソリンスタンドを経営していますが、需要が少ないLPGの販売は手掛けません。
大手タクシー会社がLPGスタンドを経営しているのも、LPGエンジンを使ってきたためです。
そのため、道路運送車両法の保安基準が強化されてクラウンコンフォートの販売ができなくなったのですから、後継となるJPN TAXIはLPGエンジンのハイブリッドモデルとなったのです。
トヨタのJPN TAXIの販売ターゲットは大手タクシー会社ですから、需給の思惑が一致しています。
技術的要素よりも純粋にビジネス面の理由からです。

(banganbonさんへ)

Answer 7

エンジンが痛まないんですよ。
プリウスタクシーもLPG仕様があった様な…
ガソリンエンジンをLPG仕様は簡単。