トヨタ iQ 「６ＭＴ　２万ｋｍ走破 クルマに乗り始めて２６年。 複数所有もしてましたので、スポーツカーから実用車まで２０台以上乗りました。 そのほとんどがＭＴ車。 」のユーザーレビュー

６ＭＴ　２万ｋｍ走破 クルマに乗り始めて２６年。 複数所有もしてましたので、スポーツカーから実用車まで２０台以上乗りました。 そのほとんどがＭＴ車。

2012.9.8

総評

６ＭＴ　２万ｋｍ走破
クルマに乗り始めて２６年。
複数所有もしてましたので、スポーツカーから実用車まで２０台以上乗りました。
そのほとんどがＭＴ車。
個性的なクルマが好きで、ＩＱにも６ＭＴが出たという事で購入意欲が沸くものの
当然試乗車など現物はなく、思い切ってカタログのみでの注文。
購入後、約１年半２万ｋｍ走行しました。
雪国なので冬は通勤時間帯の凍結路なんかも平気で走っています。
今時の車ですから当然電子制御スロットル。
これがこの車の一番残念な所であり、アクセルの反応が信じられない位悪いんです。
昭和の時代からＭＴ車に乗り続けてる様な人はビックリ（というかガッカリ）かも。
（先日新型スイスポや新型オーリスの６ＭＴも試乗してみましたが、まだマシでした）
スロコン入れて不自然ながらもなんとか前に出ていく感じ。
ブリッピングしながらのシフトダウンなんて相当踏み込まないと出来ません。
出来なくもないけど全然楽しくない。
ホイールベースが短いので走りは楽しいです。
クラシックミニのゴーカート感覚に似た感じかな。車の真ん中に座っているし。
燃費はとても良いです。
田舎道の通勤路ではありますが、エアコン入れっぱなしでも約２０ｋｍ／Ｌ。
高速を平均１００ｋｍ／ｈ位で巡航して約２４ｋｍ／Ｌ。
レギュラーだしお財布には優しい。
アイドリングストップはほとんど意味ないので常時ＯＦＦにしてます。
レザーパッケージのシートはファブリックとのコンビなので非常に安っぽい。

満足している点

・６ＭＴのシフトタッチが上質。
　昔のＦＲ車の様な適度な重さでコクッ、コクッとわずかな音と抵抗を伴って入る。
　ちなみにスイスポはガコッ、ガコッと安っぽく、オーリスは音もなくススッと入る感じでした。
・燃費がかなり良い。悪くても１８ｋｍ／Ｌは下回らない。
・駐車場では端っこなど少しのスペースがあれば停められる事が多い。
・Ｕターンが非常に楽。

不満な点

・電子制御スロットル。これが６ＭＴの楽しさをぶち壊しにしている。
・低速側のギア比が悪く、出だしでモタモタする。
　１速から２速に入れたあとの加速が悪くイライラしてきます。
　当然ＣＶＴの軽にもあっさりと抜かれる。
　スーチャーかターボ（小径タービン）など欲しい。
　３速から上でやっと気持ち良く加速していく感じ。
・クラッチが意外と重い。
　最近のＭＴ車はみんな軽いのに。長時間乗ると以外と疲れてる。
・シート高が高く、調整機能（リフター）もほとんど役していない。
・小物入れが少ない。
　リムーバブルシェルフ（グローブボックス）とオーバーヘッドコンソール装着は必須かな。
・パワーウインドーのスイッチがかなり後ろよりに付いているので操作しにくい。
・間欠ワイパーに時間調整なし。
　こんなとこコストダウンする所か？というか部品を差別化する方がコストかかると思うが。
　定番のビッツ用パーツに交換。
・サイドミラーが横に長い。
　デザイン上仕方ないのかもしれないが、狭い道では圧迫感があるし、下に大きくした方が
　バックで駐車する際に白線が確認出来て便利なのに。
・スペアタイヤなし。
　燃費とスペースの関係で搭載は無理なんだろうけど、通勤に使ってるのでやはり不安。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験