トヨタ iQ 「トヨタ的妥協点の極み コンセプトカーの段階から話題を振りまいていたトヨタの対スマート戦略車（？）。全長3ｍの中で大人3人と子供1人を乗せて移動する事を」のユーザーレビュー

トヨタ的妥協点の極み コンセプトカーの段階から話題を振りまいていたトヨタの対スマート戦略車（？）。全長3ｍの中で大人3人と子供1人を乗せて移動する事を

2008.11.24

総評

トヨタ的妥協点の極み
コンセプトカーの段階から話題を振りまいていたトヨタの対スマート戦略車（？）。全長3ｍの中で大人3人と子供1人を乗せて移動する事を前提に設計され、室内スペースの確保にはかなりの努力を感じる。1リッタークラスのコンパクトカーとしてはかなり先進的に見え、街でも目立つ事ウケアイ。

満足している点

あの全長でありながら、とりあえず謳い文句通りに3人+1人が乗れる事。エアバッグの装備が足元からリアシート上部までスゴイ量。ステアリングスイッチでオーディオがコントロール出来、なおかつグレードによっては各種メモリオーディオ（ｉ-pod等）が接続できる。そのステアリングはかなり太めで握りやすい。インパネの素材はレクサスに通じる物がある。エンジンに関してはイマイチの印象のあるトヨタ系の4気筒じゃなく、評価の良いダイハツ系の3気筒。

不満な点

まず何よりもパッケージングが中途半端。スマートをライバル視しているのなら、ヴィッツもパッソもあるんだし、全長2.9ｍで2人乗りだけど荷物もコレだけ積めますからスマートより役に立ちますよみたいな車をハッキリと割り切って作るべきだったと思う。 この方がスマート優遇設備(全長3m以内）の多いヨーロッパでは売れると思われるが・・。このサイズでリアシートを作り、なおかつ過敏な安全性(リアカーテンエアバッグ等）をも確保した結果、室内寸法が取れなさ過ぎで重量も重くなっている。シフトレバーとサイドブレーキを並列にしてフロントシートの間隔を広げた結果、両席共々頭周りが狭くなり、圧迫感がある。この点はスマートに確実に劣る。車幅を5ナンバー上限にした意味がまったく無い！加えてパワステユニットをエンジンルーム上部に置いた結果、ロッドを通す関係上エンジンルームとタイヤハウス間で大穴が貫通しており、タイヤハウスからのゴミや水・雪などがエンジンルーム内部に侵入する酷い構造。都市部で雪の降らない地域限定として設計されたのか？助手席前がえぐれているのでダッシュボード等のスペースが無く、オプションで車検証入れを買ってそこに貼り付けるのにはウケた(苦笑）。評価の高いデザインも、既存のトヨタデザイン（エスティマやｂＢ、パッソ）あたりとそんなに違わないと思うが・・（－＿－；）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験