トヨタ iQ 「軽自動車の方がマシ♪ 試乗した印象だけで申し訳ございませんが、タイトルの通りです。（汗） …移動する手段としては完成されています。無駄を省き、重量は軽」のユーザーレビュー

軽自動車の方がマシ♪ 試乗した印象だけで申し訳ございませんが、タイトルの通りです。（汗） …移動する手段としては完成されています。無駄を省き、重量は軽

2009.5.14

総評

軽自動車の方がマシ♪
試乗した印象だけで申し訳ございませんが、タイトルの通りです。（汗）
…移動する手段としては完成されています。無駄を省き、重量は軽く、安全デバイスは過剰なほどのおもてなし…。
小型車のなかでも群を抜くクオリティを与えられた「ｉＱ」。
…しかし、「こんな使い勝手の悪いクルマをよくも売り出したなぁッ！」って思うのは私だけでしょうか？あくまで私見ですが、まだ軽自動車の方がマシだといえます。
…日本国内における「自動車としての省スペース化」や「軽自動車の存在を揺るがす、脅かすつもりのクルマに仕立てたい」のなら、「ヴィッツ」や「ｉｓｔ」をもう少し真剣に造れば、マーケティング戦略に気合をいれすとも、お客さんは必ず振り向いてくれると思います。
開発された経緯や志は高く評価できます。ですが、使えないクルマを造らせ、地球資源を注ぎ込んだ工業製品としては「かなり」問題があります。
（…乗ったらそれなりに楽しかったですけどネ♪）
それではレビューさせていただきます。

満足している点

・内装のデザインが心地良いです。エアコンの吹き出し口より上に２ＤＩＮスペースがあったり、ステアリングの形が妙にやる気を喚起してくれたりします。
・フロントシートが広く、乗りやすく感じました。
・走り出すとなかなか楽しくなってきます。力強さ・しなやかさとはなにか「隔絶」された印象を体感できます。
・エアコンが早く効く☆

不満な点

・エンジンは…まあこんな感じかなって思います。初めから1300CCくらいを載せてくれても良かったんじゃないですかね？いまいちトルクが足りません。それにＣＶＴは重いからATでもいいと思います。流行を追いかけて開発していくと「中身と熟成」がいつまでも進みません。このクルマはデビューした瞬間から「モデル末期」と思えます。目新しい要素もあまり感じられません。
・内装デザインはいいんですが、各種デバイスとの連携・連動がチグハグな感じを受けます。エアコンのスイッチなんて使い方が分かりにくいし、ステアリング・スイッチも最近のトヨタ車のなかで一番分かりづらいです。
・トランク・後席の使いづらさがダントツで目立ちます。こんだけ使い勝手が悪いのは「異常」です。オーディオ・各種オプションを取り付けると２００万円近くになります。「費用対効果」を考えると、一般家庭には理解しづらく、存在意義こそが「押し売り」といえます。
（わかっていたのですが…）
開発された方々はマジメに仕事に取り組まれたと思います。
出来上がった「ｉＱ」。雑誌やマスコミを賑わすことにも成功していると思います。
…私見ですが、このクルマから発せられる「寒々しさ」はどういうことでしょう。
現状、日本国内における軽自動車の保有率は５０％近くに達している中で、この使い勝手の悪いクルマを新世代のコミューターとして広めるのはあまりにも「乱暴」だと思います。大人４人が窮屈になんとか乗り込むクルマにどれだけの方が「身銭」を切るとお思いでしょうか？乗用軽自動車が日進月歩で進化を繰り返し、残るはエンジン排気量の拡大か、状況的な優遇税制と重量税などの問題をクリアすれば、その存在自体が次の時代までよどみなく成長していくし、その行く手を阻む理由も、もはやメーカーの都合でしかないと容易に看破できると思うのですが…
「初代ヴィッツ」の志の高さは存分に理解しているつもりです。
テクニックやマーケティングでクルマを開発せずに、今一度、クルマとしての「本懐」に迫ることができるような小型乗用自動車を開発してほしいと、切に願います。
（乱暴な事ばかり書き連ねて申し訳ございません。ご容赦くださいませ。）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験