これは分解整備に該当すると思いますか？ 素朴な疑問です。

Question

クラウンやマークXなどに使われているピンでブレーキパッドを留めているタイプのブレーキですが、ブレーキパッド交換した場合は分解整備に該当すると思いますか？

私の師匠はキャリパーを開けていない（いじっていない）から分解整備に該当しないと言っています。
職場の上司はパットを留めているピンを外した段階で分解整備に該当すると言っていました。
どちらの意見も理解できます。

皆さんはどちらだと思いますか？

よろしくお願いします。

画像のタイプのキャリパーです。

Answer 1

分解整備に該当する作業（制動装置）は以下の場合です。

制動装置について、次に該当する部品を取り外して行う自動車の整備又は改造

1. ドラムブレーキ関係

ブレーキドラム（二輪の小型自動車のブレーキドラムを除く。）、ブレーキシュー、ホイールシリンダ、バックプレート、シューアジャスタ、ブレーキスプリング

2. ディスクブレーキ関係

ブレーキキャリパ（ブレーキキャリパの取り外しを伴うブレーキパッドを含む。）シリンダ、ピストン、ブレーキディスク

3. ホース、パイプ、バルブ関係

ホース、パイプ、リレーバルブ、チェックバルブ、ダブルチェックバルブ、プロポーショニングバルブ、セーフティバルブ、セーフティシリンダ、メターリングバルブ、レギュレータバルブ、ＡＢＳ《anti lock brake system》アクチュエータ、ＡＢＳモジュレータ、ＡＳＲ《anti spin regulator》モジュレータ

4. 分配・倍力関係

マスタシリンダ、ブレーキチャンバ、倍力装置

なのでキャリパを脱着しないでパッドを交換する場合は分解整備に当たらないですね。

Answer 2

新しいパッドを着けるためにピストンを押し戻します。ピストンを押し戻す行為は、どうなんでしょうか。
また、ピンはキャリパを構成する部品の一部とみなせば、その辺はどうなんでしょうか。
解釈により変わってくる曖昧な規定ですよね。

Answer 3

元整備士です。

大体の他の方々も書いている通り、キャリパー本体を外している訳では無いのでピンを抜くだけで交換できる対向キャリパーは分解整備にはならず、キャリパー本体のボルトを取らなきゃ交換出来ない片持ちキャリパーは分解整備になります。
キャリパーに付随する物を外すだけで分解整備になるのなら、ブレーキフルードを交換する時にニップルを緩めるのも分解整備になってしまいます。

同様の事ではエンジンが有ります。
分解整備はエンジンの着脱が指定されているので、車両に乗っているままヘッドを外したり、ピストンを外すのも分解整備にはなりません。

Answer 4

法令上の文言はキャリパー取り外しと書いてるが一般的にブレーキ部品の交換は分解整備に該当する。
そう覚えた方が良いですよ。

Answer 5

分解整備ではありません。
キャリパーを外さないで交換できるタイプのディスクパッド交換は分解整備に該当しませんよ。
ちなみに「分解整備」と言う言い方はしなくなりました。
「特定整備」と名前を変えました。
その辺の事情は長いのでGoogle先生に聞いて下さい。

Answer 6

キャリパーわ脱着していないので、分解整備には、あたりませんね。

Answer 7

ピン式は分解整備になりません。

キャリパーの取付けを外すのが分解整備になります。

ですから画像の車の場合はフロントは分解でリヤは分解になりません。

Answer 8

どちらの意見も理解できますか？

あなたの師匠の言うことは理解できません。
パッドの脱着は分解整備になると思いますが…

まあ最後は役人がテキトーに決めてる話なので振興会に聞いてみるといいですよ。