親の車ですが
以前乗っていた150後期型が盗難に遭い、ちょうど発表されたばかりの180型を見に行き、検討した結果購入を決定。長く乗ることを前提に、高精
2008.2.24
- 総評
- 親の車ですが
以前乗っていた150後期型が盗難に遭い、ちょうど発表されたばかりの180型を見に行き、検討した結果購入を決定。長く乗ることを前提に、高精細ナビやバックモニター、ムーンルーフなどを後付けできない装備を付け、現在も半年ごとの点検や3000キロおきにオイル交換を実施し、3万キロを過ぎた今でも調子は良いです。クラウンというと『車に興味の無いオヤジが乗る車』とか『乗り心地がフワフワしている』など酷評もありますが、実際に車好きな人が日本の交通法規内で乗る限り不満は無いと思います。確かにメルセデスは実際運転してみると「しっかり感」や「安心感」のレベルは明らかにクラウンより上です。ですが、クラウンも決してレベルが低い事はなく、少なくとも買って損は無い車だと思います。
- 満足している点
- 以前乗っていた150型との比較になりますが、
○伝統を受け継ぎながら、エンジンや足回りは全くの別物になっていること。150型の足回りは後席に乗る人の為の設定で運転に面白みはありませんでしたが、180型は久々に運転して楽しい車だと思いました。タイヤが太くなっているので、その分足回りはしっかりしていると思います。しかも乗り心地を犠牲にしていません。さすがトヨタです。
○新型V6エンジンと6速ATは、静かかつ滑らかに回りシフトのショックもほとんど感じません。30セルシオ後期型と同じ6速ATらしいのですが、6速ATは他の同クラスのライバルをリードしていると思います。
○外観は、今までの演歌調から国際車になった感がします。実際、中国でも発売しています。このデザインは飽きないと思います。欧州勢を意識している事がはっきりとわかります(今までの演歌調が世界で受け入れられない事をトヨタ側は知っていたとは思いますが・・・)
○内装も、欧州勢を意識したデザインだと思います。マルチの画面も大きく、見やすいと思います。車内の照明も、夜走行している時微妙に足元とシフトレバー周辺を照らしています。なかなかの演出です。
○スマートキーがなかなか便利です。しかも夜は近づくだけでドアミラーから足元を照らすランプは高級感アリです。
○トヨタ店は気軽に入りやすく、なおかつ接客がていねいです。お客さんを区別しません(私は最終型カリーナを所有しており、同じトヨタ店で整備してもらっています)
○生産台数が多いので「差別化」したい人には向きませんが、その分部品の供給や整備の面で安心感がある。
- 不満な点
- ●ムーンルーフが付いているので、車内高が低くなって髪の毛が天井に触れる(私は身長183センチあるので仕方が無いかもしれませんが)セルシオのムーンルーフ付なら頭上に余裕があります。もう少し全高を上げてもいいと思います。
●親の車は初期型なのでこれも仕方が無いのですが、オーディオがCDとカセットデッキ。今時カセットは使わないでしょう・・・。
●上のクラスにマジェスタや旧セルシオ、レクサスの存在があるせいか車格が以前のマークⅡクラスに下がっているような気がする。そのせいか、内装は「本木目(=本物の木)」が使えず未だに「木目調(=木目のプラスチック)」を使う内装が寂しい。
●納車時に標準で付いているタイヤが安物。タイヤを替えるだけで静粛性は上がると思います。
●クラウンに限った話ではないのですが、このクラスの高級車は中古車になって安くなるとカスタマイズのベースにされ、下品なイメージになってしまう。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験