なぜ、セルシオは10と30で好みが分かれやすいのですか？

Question

10派だと歴代でも乗り心地や静粛性などが最高という声も多かったりで
30派も新しいから進化しているのは当然という考えも多く、同様の意見もありますが、20からコストダウンが見受けられて不評の声も耳にします。
結局のところ、10が歴代で出来栄えが最高だったのでしょうか？

Answer 1

車の性能ではなく、作りこみは10が一番ですね。

10はコストがかかりすぎて、生産性が悪くて全く儲からなかったそうです。それゆえに20では生産性を上げてコストダウンしています。

このあたりの内容は徳大寺有恒の本に詳しく書いてありましたね。

単純に性能は30ですね。乗り心地は好みがあるので何とも言えませんが、３０よりも10がいいとは個人的には思わなかったです。

これは方向性の違いで、30の方がサスが固い分高速走行は楽です。２０以前はふわふわで、とてもスピード出す気にならないです。

逆に60キロ以下で悪路（割れた浸透式アスファルトなど）を走るんでしたら20以前の方が乗り心地いいでしょうね。

また、スタイルは好みでしょうね。

20以前はメルセデスベンツのW126シリーズに影響を受けたデザインで、ややスポーティでシャープな印象です。サイズ的にはそれほど大きくなく、後席は高級車としてはやや狭めの印象でオーナーカーのイメージですね。

30はW140シリーズそのまんまかと思わせるデザインで、特にリアピラーまわりの造形はとても似ています。サイズも大きくなったのでスポーティな印象はなく重厚な雰囲気があります。悪く言えば権威主義的（なんか偉そう？）なデザインです。こちらはショーファードリブン（後席に乗る車）のイメージですね。


作りこみは10が一番ですけど、やっぱり性能は30ですね。

Answer 2

セルシオの場合は10の方が静粛性は高いです。
初代セルシオはそれだけ作りこまれた乗用車です。

30になってからは、新機能は増えていますが色々とコストダウンしていますね。
20セルシオまであった後部座席用のシガーライターも30になってからは消えています。

ただ、乗り心地は30の方が良かった感じですね。
「ふわふわ」が好きなら10～20ですが、カーブの際ロールしておっかないです。