トヨタセリカXX(ダブルエックス)はどのような車でしたか？

Question

Answer 1

当時デビューしたての二代目セリカ（形式上は三代目）の６気筒バージョンという事でデビューしました。

日産が、ローレル、スカイラインなどの６気筒モデルが多く、トヨタはその面で少し弱かったので補強したモデルという説明でした。

車としては、ボンネット部分を伸ばし、そこにクラウン用の2000ccのM-EUと2600ccの4M-EUが搭載されていました。
ツインカムじゃなかったんです。
４気筒のセリカのリアサスが固定車軸でしたけど、ＸＸは独立サスになっていたはずです。
途中で、同じくクラウンで使われていた2000ccのM-TEUエンジンを搭載しましたけど、ATだけの設定でした。

走りの車というよりは、高級車というノリでした。
後で考えると、ソアラの準備段階のような車だったのかも。

二代目のセリカＸＸは実質的にソアラと兄弟車で、2800ccの5M-GEU搭載されていました。
ただ、このツインカムエンジンは、パワーを出すためのものではなくて油圧式バルブラッシュアジャスターをつけるためのツインカムという事で、音が静かなエンジンをめざしたそうです。

この当時、日本では車の名前の「Ｘ」というのは「未知数」というとらえ方が浸透していて、「かっこいい名前」と認識されていました。
ところが、アメリカには「Ｘムービー」というものがあって、日本でいうところのポルノです。
「Ｘ」の数が多いほど過激という事で、「ＸＸ」なんて言う名前は使えず、「スープラ」と名乗って販売したそうです。
ラテン語で「超えて」「上に」という意味で、英語に直すと「スーパー（super）」という意味だそうです。

最近分かったのですけど、二代目のセリカＸＸはアメリカでは「セリカ スープラ」として販売されていたとか。

質問者からのお礼コメント

「XX」を「ダブルエックス」と読まずに「ちょめちょめ」と読む人がいるのを見て吹きました(苦笑)