カムリハイブリッドとアコードハイブリッドはどっちが良いですか。

Question

走り，燃費，値段の面からお願いします。

Answer 1

ハイブリッドシステムには大きく２種類があります。

【シリーズ型ハイブリッド】
Accord hybridのようなエンジンは発電を主として、発電した電力を使ってモーターで走行します。
エンジンで直接走行するのに比べ、発電とモーター駆動でそれぞれエネルギーの変換で損失が発生します。
それでも、発電を受け持つエンジンを回転変動を抑えて動作させることで、エンジンの燃焼効率を向上させ飛躍的に燃費を向上させることがでいます。

【パラレル型ハイブリッド】
走行の基本はエンジンです。
エンジンの不得意な領域をモーターでアシストすることと、減速時のエネルギーを回生することで燃費を向上させます。
あくまでもエンジンでの走行が主体なので、発電-モーター駆動での損失は限られた範囲だけとなります。
燃費は二の次で、運動性能の向上を目指したものです。
スタートでのモーターの太いトルクや、巡航走行でのエンジン停止やモーターのアシストで価値があります。

Accord hybridは上記のシリーズ型ハイブリッド、Camry hybridはシリーズ型とパラレル型ハイブリッドの中間的な独自システムです。
Accord hybridは、100km/hまではモーターで走行し、100km/h超えはエンジンでの直接駆動となります。
そもそも、エンジンの効率が良い速度域では、エンジンで直接駆動させた方が効率が良いので、100km/hまでがハイブリッド走行となります。
発電用にエンジンを利用するので、エンジンの回転変動を抑えることでエンジンの燃焼効率が向上します。
発電とモーター駆動で発生する損失よりも、その燃焼効率が上回ることで、燃費が改善されます。
又、100km/hまでしかモーターの駆動範囲を狭めることで、モーターのトルクダウンを改善しています。
モーターは低回転では最大トルクを発揮しますが、回転が上昇するとトルクが劇的に低下します。
モーターの稼動回転範囲を広げると効率が低下します。
（回転とトルクの積が出力ですから、高回転まで利用するモーターは表示上の定格出力は大きくなりますが、トルクは大きくはなりません。）

Camry hybridは、トヨタ独自のハイブリッドシステムで、エンジン出力を駆動側と発電側に分配して利用できるように、プラネタリーギタを用いた動力分割機構を採用しています。
発電側に分配された出力はシリーズ型ハイブリッド構造となり、駆動側に分配された出力はパラレル型ハイブリッド構造となります。
燃費はシリーズ側で向上しますが、駆動側はエンジン出力がすべてではなくなるので、同等のエンジン車よりも動力性能が劣ります。
モーターの稼動回転範囲が全走行速度となるので、モーターの高回転域の性能が乏しくなります。
前述しましたが、表示上のモーター出力は大きいのですが、実質トルクは大きくありません。
その意味では、燃費だけを重視したハイブリット車です。

走り・燃費面で選ぶなら、明らかにAccord hybridです。
価格で選ぶなら、ハイブリッドシステムのコストがかかっているので、低コストなハイブリッドシステムのCamry hybridの方が良いでしょう。

(hypersite1さんへ)

Answer 2

そもそも、ホンダにカムリハイブリッドを対抗に考えてると言っても相手されませんよ。

対向車にするなら、クラウンハイブリッドにしたほうがいいです。

アコードハイブリッドのマル秘販売マニュアルを営業マンに見せてもらいましたが、内容はほぼすべてクラウンとの比較しか書かれていません。