ハイブリッドカーのトラクションコントロールはモーターの出力も制御しているんですか？

Question

雪が積もった上り坂で発進しようとすると、タイヤが空転してしまいます。
その時はモーターだけで、エンジンはかかっていませんでした。
ちなみにカムリハイブリッドです。

Answer 1

モーター駆動もトラクションコントロールの対象です。
トラクションコントロールはホールハブに搭載された車軸の回転角センサーでスリップしているのか検出します。
日本車の回転角センサーはホール素子が使われており出力される信号は矩形波の車速パルスです。
1回転に4回検出するので、タイヤの回転の1/4（回転角90度)に１回スリップしているかどうかがわかります。
要するに回転角90度を滑空した上で検出されその後に制御されることになるので、回転角の90度相当の距離は約50cmなので、その間はトラクション制御されませんから空転し、検出後にトルク制御されますが、次の検出タイミングで滑りが検出されずにトルク制御が無くなります。
路面の平滑状況とのタイミングにより上記が繰り返しパターンになると、空転が継続してしまうことになります。
これは、トヨタの北米でのリコール隠しが問題になった事象にも関係しています。
ABSのコストを抑えるために、制御性能はある程度で留められています。
日本の道路事情に合わせて性能を追求していないためでもあります。

日産の車両の一部に多パルスのものがありますが、欧州車は概ね30～40パルスで制御しているので、制御が遅延する回転角は10度程度です。
滑空距離は5cm程度なので、きめ細かなトラクションコントロールができます。
そのために、高速で稼動するアクチュエータを備えているので、部品価格が異様に高くなっています。
欧州の道路事情で必要な性能が高いためでもあります。

ちなみにトラクションコントロールは、トルク出力の制御だけでなく、ABSユニットによるブレーキ制御が併用されています。
トルク出力の制御はきめ細かな制御は難しいためです。
フライホイールの回転モーメントを急激に変化させることはできないためです。

まったく技術的に無知な怪答があるのでご注意を。
「検知して出力をＯＦＦにするだけの事」って何を検知するのかわかっていませんね。
車輪のスリップは、定期的な車速パルスのインターバルに対して、車速パルスが出ないもしくはずれることを検知するしかありません。
車軸が停止したことを信号にすることは物理的にはできないので、過去の車速パルスの履歴と次の車速パルスの発生を想定し、それがいかにずれるかで位相検知するしかありません。
過去にも空間からいきなりエネルギーが発生しなければ説明できな怪答や、コイルのヒステリシス特性も知らない怪答もありましたから、無知蒙昧な怪答は無視した方が良いでしょう。
あまりの無知さんに唖然とするばかりです。
必死でストーキングする理由は不明ですけど。

(twinring4さんへ)

質問者からのお礼コメント

詳しい解説ありがとうございました

Answer 2

トラクションコントロールを勘違いされてませんか？
空転しない･････････････････×
空転したら出力を落とす･････〇
ですよ


知ったかぶりに能書き垂れる馬鹿がいますが
パルス数は関係ありません
検知して出力をＯＦＦにするだけの事ですから出力が滑らない所迄落ちる時間が掛かるのです

モーターも出力を落とす為に逆相位にして迄落とす様な行為はしません

Answer 3

するんだけとね

詰めが甘いので


ＮＨＫのでも プリウス発進不可が流れていたし・・