トヨタ ブレイド 「プレミアムカーとしてはあと一歩か 大人が乗る高級小型車というコンセプトはとても賛同できます。 ガソリン代の高騰も然り、地球環境が待ったなしの今日、車の」のユーザーレビュー

プレミアムカーとしてはあと一歩か 大人が乗る高級小型車というコンセプトはとても賛同できます。 ガソリン代の高騰も然り、地球環境が待ったなしの今日、車の

2008.2.21

総評

プレミアムカーとしてはあと一歩か
大人が乗る高級小型車というコンセプトはとても賛同できます。
ガソリン代の高騰も然り、地球環境が待ったなしの今日、車の燃費は車購入の重要なファクターです。
燃費を良くする為には、小型化・軽量化が最も早い近道です。
しかし、日本車は大概小さい車ほど内外装共にショボくなり快適装備も選べません。
車に興味がない人ならばこれで良いのですが、車好きな人にとってはアトレー７やタントでは満足できないでしょう。
車好きな大人も満足できる車を作る。言って見れば簡単ですが実行するとなると物凄く大変なことだと思います。
そんな中ゴルフやＢＭＷ1の牙城に食い込もうとしたブレイドはとても好感が持てました。
で、この車ゴルフやＢＭＷ1とタメを張れるほど素晴らしい作りかと言われると、いまいち頷くことができません。
それにはやはり煮詰めが足りない点が多くあります。
クラウンから乗り継いだ人がガッカリさせるような内装では本末転倒なんですが、基本デザインがオーリスと同じという時点でガッカリです。
大排気量エンジンを載せ、シート素材を高級な物にし、コンソール類の質感を高めて、どうですか？高級車でしょう？と言われてもとても納得いきません。
決してブレイドが車としてダメと言っている訳ではないんです。そこらの車よりしっかり走るし、曲がってくれます。装備、セーフティ共にトップクラスに良いでしょう。
ただし、プレミアムカーと呼ぶには思い切りが中途半端すぎて企画倒れの感が否めません。
どうせならばあと50万～100万ほど高くても構わないのでレクサスブランドより本気で作ったＨＢを見せて欲しかったですね。今のままではゴルフとは勝負になりません。

満足している点

優雅な走りと十分な動力性能。走らせれば短いボディも相まってそこそこ面白い。普通に乗れば静かで間違いなく高級車の世界。
さすがトヨタと言うべきか燃費が良い。
充実した装備による安全性の高さ。
比較的コンパクトなボディなので取り回しが良い。

不満な点

3.5Ｌは不要。確かに早いのだがエンジンが重く燃費も悪くなり面白味が半減してしまう。
オーリスと同じデザインの内装。上っ面だけ高級品に変えて上級車です、と言われて納得するほどユーザーはバカではない。
ドアの開閉音やコンソール類の立て付けを見てもプレミアムカーを名乗るには安っぽい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験