なんでセダンって売れないんでしょうかね？

Question

今人気薄になってるじゃないですか
車の、最もベーシックな形なのになぜでしょうか

・3BOXで静寂性にも優れている
・横風等による走行の安定性も比較的高い
・足元も広くて疲れにくい
・(ミニバン比)左前の死角が小さい
・ボディの合成も高い

確かにコンパクトカーよりも取り回しはしにくかったり、
ワゴンタイプと比較して天井が低いというデメリットもありますけど。


個人的にはセダンが好きなのでもう少しセダン業界も賑わってほしいなあと思っています。

でも実際セダンに乗ってるのって、マナーの悪いドライバーか
おじさんか、車が好きな若者くらいなんでしょうかねぇ…かくいう私も若者ですが。

Answer 1

日本の自動車がグローバル企業になったからでしょう。

今の日本の自動車メーカーで、国内販売で経営が成立しているのはダイハツとスズキくらいのものでしょう。つまり軽自動車メーカー以外は海外販売が主力です。

セダンは長らく全長4.6m、全幅1.7m以下のサイズ（5ナンバー枠）で製造されてきました。それは現在の軽自動車規格のようなものであり、海外では通用しないサイズとなったのです。

一昔前は恐らく日本人しか好まないような、商用バンを改造したミニバンのヒットも影響を及ぼしました。

新たに日本用のセダンを開発することに躊躇いがあったのか、今度は後進国向けの小型ハッチバックを国内用に改造して売り始めました。

いつしか日本国内用のセダンは姿を消していったのです。ミニバンとコンパクトカー2強時代が続く結果となりました。

それならと海外輸出用の大型サイズを安直に改造して、国内販売用として売り出したのです。しかし、ドアミラーを含めると全幅2.0mを超えるような自動車は、日本国内では非常に使いづらいサイズでもありました。

今や純然たる日本向け仕様のセダンはアリオン（プレミオ）・カローラ・ラティオ・グレイス程度しか存在しません。しかも、これらの自動車は他の車種のプラットフォームを利用したものですが、元の車種を超える価格で販売されています。しかも販売ターゲットは高齢者なのです。これでは大ヒットは無理です。

今や日本市場はパイとして非常に小さいものです。現状では日本のメーカーが販売放棄のような姿勢です。何か大きな変化が欲しいですよね。

質問者からのお礼コメント

様々なご意見ありがとうございました！
いろいろ考えることが出来ました。

Answer 2

国産セダンが売れていないだけ

BMW もMBも主力はセダン

国産はまともなセダンがないから外国のセダンを選ぶしかないということ

Answer 3

昔は車がステータスだったから、格好いい車、高級な車を買えればそこが終着点、満足感が得られたのです。その後にローンが残るにせよ。

だから、カローラの次はコロナ、カムリ、その次はマークII、そしていつかはクラウン…と5～6年おきにステップアップをして行ったのです。

これが近年では、コストダウンのための大量生産、設計のデジタル化などによりコモディティ化しています。つまりは、技術が行き着くところまで行ってしまい、メーカーや車種によってバラつきが無くなりつつあるわけです。

こうなると消費者も慣れや飽きが来ますから、スタイルや機能性で商品を選ぶよりも、価格や燃費といった解り易い数字で選ぶようになります。

そこでメーカーは、付加価値を付けて高く商品を売るためには、その商品を使用した「生活スタイル」を販売する方向へ行くのです。これは、市場が成熟すると販売数は頭打ちとなり、どのジャンルの商品でも起こりうる問題です。

日本の社会では、たいがいどんな物でも手に入ります、飽和状態であることから飢餓感が無いのです。"欲しい"という欲求は満たされてしまっていることから、そこに購買意欲を掘り起こすためには、ただ商品を作るだけではダメなのです。

で、車という商品はと言うと、「この車を買えば、こういう楽しい生活があり得ますよ」という形でアピールをしています。

それが、
・子育てがこんなに便利になりますよ
・こんな風に家族でキャンプに行きませんか
・雪道もスイスイと、ゲレンデまで楽に到達できます
・スノーボードや、サーフボードも楽に積めます

といったようなCMを、頻繁に見ているはずです。

ここで話をセダンに戻しますと、セダンで家族や若者に訴求できる「アピールポイント」が無いのです。このセダンを買って、こういう生活をしてみませんか…というイメージが膨らまないのです。

今、世界中でコンパクトSUVがブームになっています。これはナゼかというと、ウィンタースポーツやマリンスポーツなど、やらない人でもそういった生活をしてみたいという憧れからヒットしているものです。

SUVを持っているだけで、何かスポーツをしているように見える＝格好いい、というワケなのです。

いくらスキー/スノボのヘビーユーザーでも、セダンで毎週末にはスキー場へ行っていますと言ったところで、説得力はありません。実際にボードは積めないし、荷物もトランク一杯になるしで。

この「生活スタイルを買う」というところで、セダン以外の車種が売れるワケです。

Answer 4

足元が広いか分からないけどコンパクトセダンのグレイスとか。
結構いいと思います。

Answer 5

セダン乗っています。

良いんですよ、人気なくて。

みんなが乗っていたら、つまらないでしょう。

マークⅡだらけだったあの頃、

ほんとゲッソリよ（当時、付き合っていた彼女も乗っていた）。

Answer 6

バリュエーションが増えただけだ。且つかつての主流ボディスタイルだったのでそれ故古いスタイルと見なされる。つまり古くさいボディスタイルと見なされがちとなる。合理性や機能面からのみでは説明は出来ない正にトレンドの話であろう。例えば世界的流行のSUVなどはドライブフィールや積載性などあらゆる機能面で本来的に不利であるのにこの狂騒振りである。ミニバン同様に言えるとすれば有るはずの機能的有利性とは車高が高いこと(ミニバンの場合は沢山人数乗れる事。)に因る悪路走破性のはずだ。しかしながら実際にはメーカーオプション(！)アンダースポイラーが着いていたり更にはFFのまんまだったりする。だからそのボディスタイルから本質的に求められるはずの機能は必ずしも求められてはいない。だから次にはいつどの様なトレンドとしてセダンが流行するのかは分からないしそれは来ないかも知れない。

Answer 7

最近は軽自動車とコンパクトカーとミニバンが相当数占めているでしょうね。

やはり軽とコンパクトカーは経済的な理由。３BOXのセダンはコンパクトカーに比べれば価格が高いのがネック。3BOXセダンが2BOXコンパクトカーより安ければ当然売れると思います(大雑把な話、車はグラム売りですので車重が増えれば高くなるから無理でしょうが)。

ミニバンは「どうせ1台買うのなら人も荷物も載せられるでかい箱が良いだろう」という理由でしょうね。もしもの時(年に1回？)に使えるミニバンが便利なんです。

好みは人それぞれですから何とも言えないが、車は趣味性の高い商品・道具ですので、SUVやワゴンやミニバンなどの方に興味をひかれる人が多いのでしょうね。セダンだと所帯じみたところが面白くないという感じなんでしょうね。

当方も十数台乗り継いでセダンは1台のみ。最近はワゴンが4台続いていますからね。皆さん性能や乗り心地より遊び心をくすぐられる車の方が良いのでしょう。もちろんセダン好きの人はセダンに心をくすぐられるのでしょうが。

Answer 8

今まではセダン一極集中だったのが、ボディタイプや車種の多様化により、拡散しただけではないでしょうか。

時代柄、高維持費な大排気量車は敬遠されやすくなったので、元々大排気量車の多かったセダンがその煽りを食ってる格好、というのもあるかと。

あとは各々の感性です。

Answer 9

単純に国産車に高性能なセダンが無いだけではないですか？
例えば小さい高性能セダンと考えると壊滅でしょう。
高性能とは当然乗り心地も含まれます。

例えばCクラスなら廉価版ですら500馬力・1000万円を超える
AMGと同じボディが使われており片手ハンドルでアウトバーンを
240㎞/hで巡行できたりします。

このボディーに300馬力程度のエンジンを積めば乗り心地の良い
スカイラインGT-Rの出来上がりです。まあ国産では比較に
成らないのですが・・・

ドイツの３社はセダン良く走っていますよね？
基本形と言って良い程です。
ですので結局のところ国産セダンに魅力が無い！
それに尽きると思います。

Answer 10

セダンって大体1500cc以上でしょ！軽やコンパクトカーより燃費も悪いし。
若者の安月給なら軽かコンパクトカーの1300を選ぶと思う。排気量が大きければ維持費も高い。
若くてセダンなんか乗ってる人は大体、借金して無理して乗ってるから金持って無いと思うし、小遣いも無くなるからあんまり興味無ければ乗らないだろうね。

Answer 11

何台も車を買えないからでしょう
単に車が好きより、車を使って、大勢で旅行したり、車の使いみちがメインに変わったからでしょう
最近は見た目の良さと、セダンより荷物が積めるSUVに人気が移った